やる気を出す…これは物事の成就において非常に大事なこと、というか これなくしては無理ですね。
仕事、稽古事、そしてダイエットと、いずれにおいても不可欠ですね。
場は、空手においても同様です。
今から40年以上前に、極真空手のアメリカ支部においては、ものすごい強豪がひしめいていました。 一番有名なのは、ウィリーウィリアムスですね。
ウィリーウィリアムス
この人は極真空手の第2回世界大会において、全日本チャンピオンをパンチの連打で肋骨を骨折させるほど一方的に打ちのめしたのでした。
その活躍の結果、ウィリーは3位に入賞するのでした。
これはやる気を出して、必死になって毎日毎日空手のトレーニングに打ち込むことなくしては不可能です。
ではどうしてウィリーはやる気を起こしたのか?
何故、こんなにもアメリカの支部の稽古生たちは空手に打ち込んだのか、という疑問が当然おきます。
調査の結果、当時は映画『ブルースリー』が流行り、多くの男性を惹きつけたのだといいます。
ことは日本でも同様の現象が起き、漫画『空手バカ一代』が大いに流行リ、極真空手の総本部には入門者が殺到し、稽古をするスペースが足らず、近所の公園でも稽古をおこなったというからおどろきです。
やはりマスコミの対効果はものすごいものがあります。
また、X-JAPANの今はなきHIDEは、幼少の頃は肥満児だったといいます。
HIDE
しかし、アメリカのロックバンドKISSのドキュメンタリーをテレビで見てから、「オレもこうなりたい!」という衝動にかられ、その日以降はおやつを一切摂らなくなり、それにギターも練習しまくって、結果ロックバンドでメジャーデビューというかたちになったのみならず、日本を代表するロックバンドにまでX-JAPANはなったのでした。
そしてスウェーデンのギタリストで有名なイングヴェイマルムスティーンという人は、ギターを始めたのはいいものの、練習しては止めて、練習しては止めて、の日々が続いていたようです。
イングヴェイマルムスティーン
しかし、ジミーヘンドリックスというミュージシャンがドラッグで亡くなり、その追悼番組をみて、イングヴェイは、「オレもこうなりたい!」というものすごい衝動に駆られ、その日以降は練習しまくりの日々が続き、小学生のくせに、学校をサボってまでギターの練習をしまくったようです。
J.へンドリックス
その結果、彼は世界的に有名なギタリストになりました。
しかし、彼のこんにちを形作ったのは、学校をサボってまでギターの練習をしまくった日々いあることは間違いありません。
こういった例をみると、人に強制されてするのはやはり途中で挫折してしまう、ということです。
心の真から「こうなりたい!」という衝撃を受けると、何にもしなくても自然と体が動き、その行為をしまくりになるのです。
心にヒーローを持った人は非常に強いです。
ことは、男でも女でも一緒です。 今は下半身痩せダイエットで有名なEICOさんがダイエットに渾身的になったのは、某男性に告白するも、「太っている人は嫌」ということで振られたことがきっかけのようです。
EICO
そのため、EICOさんは、そのことを思い出して数日間泣いたようです。
数日間泣く…これは男性には理解できないことです。
泣くことはあっても1日で終わってしまいますからね。
しかし女性ならば理解はできるでしょう、同じ性なのですから。
自叙伝を読むメリットというのは、こういうことを読んで、 「成功者でも自分と同じ人間なんだ!だから自分にもできるんだ!」という気概を持つことができる点にあると言えましょう。
うわべの方法論だけを読んでいては、モチベーションを完全に維持できている人ならば問題はありませんが、ない人は行動し続けることはできないでしょう。
そのメリットをこういった自叙伝を読むことで維持してほしいものです。
EICOさんをふった男は今頃どのような感慨を抱いているのか興味深々ですね。
「こんなに変貌するならあの時ふらなきゃよかった!」と思っているのでしょうか?
もしくは、あんな太った女性がこんなに綺麗になるなんて信じれませんから、EICOさんの今の写真をみても、彼女と分かんないんじゃないですかな?
EICOさん(now)
しかしもったいないことをしたものです、その男性は!
先に書いた格闘技ブームにしろ、練習しまくりになったミュージシャンにしろ、またEICOさんの例を読むことにしろ、共通するのは、 「同じ人間なんだ」 という気概を持つことが重要である、ということです。
何も、彼(女)たちは、特有の技術や資質を持っていたから成功できたのではない、ということがわかれば、自然と肩の力が抜けて気軽に行為を維持し続けることができるはずです。
また、共通事項で大事なのは、 「何回も意識に刷り込む」 ということです。
何にしろ、1回読んだだけで、1回みただけで、モチベーションを維持し続けるのは不可能というものです。 本
を何回も読む、ドキュメンタリーを何回も観る、そのことで行動を維持することができるのです。
決して1回だけで維持できるなどと考えてはなりません。
何回も読む行為はしなくてはなりません。
同じ人間なのに、EICOさんに師事しなくてはいけない…そんな気負いを持つ必要はありません。
EICOさんだって完ぺきな人間ではありませんから、貴女にもEICOさんにないものを持っていることは間違いありません。
ですからそこは、負い目を持たずに虚心坦懐に接していくことをおススメします。
そのEICOさんのおススメの本は以下です!
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ダイエットで悩んだって、1kgも減りません