『自覚レベルは一緒でも、負荷そのもののレベルでは全然違う!?』
➡メルマガ読者さん募集です!
こんばんは!
前回は、竹原慎二(元ボクシングミドル級世界王者)に、ボクシングで勝てると思い込んで挑んできて、実際に試合するも3回のダウンを奪われた暴走族の族長の話しをしました。
その際に、軽く掠った程度にしか見えなかった竹原氏のフックが、予想外に強く、それだけで族長が倒れた話の関連で、それが自分にはできるか問うて、できないならば、自主練の時間にその接近戦の打ち込みをするべしということを話しました。
竹原慎二
合同稽古のあとは、体が疲弊して、息も上がっている。
ゆえに、自分はオーケーだと思い、自主練をせずに帰宅してしまう気持ちはわかります。
それに自主練をしないで帰宅する人の方が多数派ですから、更にそういう気になってしまうのも頷けます。
しかしできていないことを、そのまま放置しているのは、実力の向上にはなりえませんから、そこは戒めてほしいです。
竹原氏のような動画をみることもそうですが、稽古時間にスパーリングをして、できなかったことがわかるわけですし、自分がスパーを休んでいるときに、人のスパーを見ているときに人のできているところで自分ができていないところなども発見できるのですから、それを問いかけて、できていないのであれば、自主練で練習すべきでしょう。
また、他人のスパーを見て、人がへまをした。
例えば、ガードを下げて下段を蹴ったら、上段蹴りを入れられた。
それで倒れた。
自分はそうならないように、ガードを下げないで下段を蹴る練習をしようという気にもなれば、それもまた自主練のモチベーションになるでしょう。
自主練へのモチベーションの種はどんなところにも転がっているのです。
いずれもみて、満足するのではなく、自分の行動に結びつけなくてはならないでしょう。
あくまでも自分の今の状態のレベルを上げる。
これを尺度にしなければなりません。
出来ていないのであれば自分のレベルを上げることに精を出せばいいのです。
極真史上初、外国人として世界大会の決勝の舞台に上がったアンディ.フグ(故人)は、わからないことがあったら、指導員に訊きまくって、納得するまで練習に励んでいたようです。
道場が閉まるまで。
そういう努力が実り、世界大会で準優勝を成し遂げることができたのです。
アンディ.フグ
そういう姿勢は、試合前にだけしていればいいというものではないのです。
やはりシーズンオフの時期からしていなくてはならない性質のものです。
「試合前の1か月前に、ある程度試合で勝つセオリーができていて、スタミナがなくて話しにならない。
この時期からスタミナをつけよう。
体重も落とそう。
稽古も普通にこなそうなどというのは無理。
この時期にハアハアいっているのは、自己満足。
自覚レベルは一緒でも、負荷そのもののレベルでは全然違う!」
これは世界大会で、緑健児や八巻建志といった優勝者を出した極真会館の城南支部の支部長だった廣重毅師範(故人)の言葉です。
廣重毅師範
厳しいですね!
その道の名伯楽の言葉ゆえに、胸にしまっておきたいものです。
参考にどうぞ!
●弊社発行の電子書籍の紹介です。
以下よりどうぞ!
↓
1000円以下の大セールです。
・Google Playでの購入はコチラ(こちらが最安です!) →初公開!空手のためのトレーニング理論と摂取物の理論大全集
・Amazonはコチラ→初公開!空手のためのトレーニング理論と摂取物の理論大全集: 極真の猛者たちに学ぶ修練3倍アップ法.その弐
・BCCKSはコチラ→初公開!空手のためのトレーニング理論と摂取物の理論大全集 空手のためのトレーニング理論、摂取物の理論大全集
今回はこれにて終了します。
ありがとうございました。
・ホーム
➡メルマガ読者さん募集です!