2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ノーマークだった支部から強豪が出現する、という関連で話をしていきたいと思います。 今回は、新極真会の高知支部ですね。 極真空手が分裂した95年当時には強豪と呼べる人はいませんでした。 しかし、最近ではこの支部には野本尚裕という強豪を生み出すこと…
前回は、「ノーマークの支部から突如噴出した強豪」として新極真会の和歌山支部の前田勝汰を紹介しました。 前田勝汰 このように突如として浮上できるのだから,めげることなく、強くなれる理論にのっとって修練を続けていれば前田選手のような浮上も可能でし…
これまで、覇権は必然的に他に移動してしまう、ということを話してきました。 それは、これまで自分の支部から有力選手を出してきたという成功理論に酔って、どのようにしたら誰もがやる気を出していけるかということをまた後の世代に1から教えない、ゆえに…
こんにちは。 今回もブログを読んでいただき感謝いたします。 本当に強くなりたかったら、合同稽古のみならず、 「もっと強くなるためにはすべきことはないか?」 「そのためには何をすればいいか?」 ということを考え続け、探し続け、見つけたらそれを即行…
前回はメタ認知ができるかどうかが、強くなるための重要事項であると書きました。 メタ認知能力とは、おさらいしておきますと、 「自分を客観的に見て、何をすべきかがわかる能力」 「今の自分の稽古内容、トレーニング内容に慢心せず、更なる高みに行こうと…
こんにちは。 前回の続きをしていきます。 有力な選手を出した支部は、他の支部よりも稽古内容がきつい、そのことを見て「これをこなせば…!」という誤解を招き、その誤解によって、多くの人がその有力選手のバックグランドを観察するなり、研究するなりとい…
前回は、なぜ覇権が移動してしまうか、ということを話しました。 フランシスコ.フィリォやグラウべ.フェイトーザやエウェルトン.テイシェイラといった強豪選手を出したブラジルチームが、2015年の世界大会(松井派)では、1人が3回戦まで進みながらも、あとの…
覇権というのはどの組織でも必然的に移動してしまうものなのです。 人類の歴史をみれば、一定の組織が永遠に勝ち続けることはあり得ない。 例えば、当初どんな栄華にあふれた王朝であっても、必ず倒されて違う組織にとって代わるのが必然のようです。 ことは…