極真空手ウェイ.ブログ

フルコンタクト空手を通じて人間的に成長したいという人のためのブログです。

『どのような組織が魅力的に映るか、その条件を探索する!』

こんにちは。

これまで空手では、教える側にも大事さがあるということを話してきました。

やはり、シンプルに説明することで、指導された方は、要点がわかり、ゴールに向かって一直線で稽古しまくり、レーニンしまくりの生活になるような、そんな指導法がいいということです。

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逆に、教えられた側が、要点が全然、あるいはほとんどわからず、右往左往して面白味がなく、やる気が失せて,やめてしまいたくなるような指導法はNGであるということです。

前者が新極真会であり、後者が極真会館松井派であり、両者は対比の構造をしているのです。

前者が攻撃力上げていくことを最優先にしているのに対して、後者はきれいな組手をさせることを最優先にしているのです。

まるで、正反対なのです。

これまで、新極真会は、96年の世界大会から、2019年の世界大会まですべて日本人優勝してきたのです。

ここまで王座が守られているのはある趣、脅威ですらあります。

ここまで世界中に空手が広まったにもかかわらず、日本人が王座を確保してきたというのは。

2019年世界大会島本選手が優勝することができましたが、この人が極真会館(松井派)にいたらさぞかし日本の王座のためになったと思った人もいたかもしれませんが、さにあらず、そんな単純なものではなく、彼があそこまで強くなれたのは、やはり組織内で流通する情報=指導法にあったのは間違いありません。

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   島本雄二


松井派のように、「相手の技に対応する」「技を受ける」「横にずれる」「カウンターを合わす」「間合いを取る」といった情報ばかりを初めから摂取していたならば、彼の強さは得られなかった可能性大です。

日本人優勝する。

これは極真空手創始者であった大山倍達総裁の悲願ですらありました。

やはり空手は日本お家芸であり、その模範となるためには、日本人優勝しなければならないということですね。

第1回世界大会を開催する際に、大山総裁の高弟であった真樹日佐夫が、そのことについて日本人優勝しなければ、海外支部も今後、本部のいうことを聞かなくなる。ゆえに日本人優勝しなければならない。」ということを言っていました。



その文言を読んだときには、「なるほど」とおもいましたが、実際はそうではないのではないか、と思われてならないですね。

2016年松井派のあの大幅なルール改定、しかも理不尽な格闘技らしからぬルール改定にもどの海外支部も従っているではないか、といぶかしげに思ったものです。(笑)

しかし、それは一面だけで、海外の支部の移動を見ていると、やはり激しいものがあります。

海外の主要な支部長、例えば全アメリカ地区、全ヨーロッパ地区、全南米地区、全アフリカ地区、オセアニア地区の支部長たちは、大山総裁「私の後継者は松井にする」といわれていたがために、分裂当初は松井派を支持していました。

しかし、それ以下の分支部長たちの中で、松井派を当初支持していても、仲の良かった日本師範松井氏から除名にされたり、松井氏の分裂してしまった日本国内の支部をまとめようという気概のなさや、松井氏海外支部へ高い上納金を要求したりといったことが重なり、松井派を離れてしまった支部が多く出たことは間違いないでしょう。

最近ではあれほど極真の名を上げたフランシスコ.フィリォグラウベ.フェイトーザの除名もさることながら、昨今のロシアン旋風を引き起こした要因になったアレキサンダー.ピッチクノフタリエル.ニコラシビリの脱退など、目を覆うばかりです。


ピチュクノフ
アレキサンダー.ピッチクノフ


また、極真世界連合(KWU)という松井派以外の極真の団体を1つに会して大会をしようという理念のもと随時集まる組織がありますが、そこに松井派超古株だったアジア地区の長だったピーター.チャン氏も集うことになったと聞いて喜びが生まれました。

※参考ページ

blog.livedoor.jp




それでも、去る者は追わず的な松井氏の態度にはあきれるばかりでした。

館長職が多忙なことはわかりますが…。

勿論、松井氏だけがこういった分裂の理由ではないことはお断りしたいですね。

脱退するかしないかは諸般の事情があるのは言うまでもないことです。



    松井章圭


これまでの極真を含めた組織の研究の結果、人を組織に居とどまらせるのは、1にも2にもその組織のの人間的な魅力にある、ということがわかりました。

大人になれば、人間関係において過ちを犯しても、だれからも注意されることなく過ぎてしまいます。

例えば、謝るべき時に謝らない場合、中学生や高校生であれば注意されます。

そこで自分の態度を直すことができる。

しかし、30歳過ぎた人が、謝らないでいる場合、なんだこの人はとマイナスのレッテルを貼られて終わりです。

だんだん誰からも相手されなくなり、人が去っていくのです。


その時に正すかどうかは、その人の人間力によるとしか言いようがないです。

自分は生涯現役という気概でいる人ほど、必ず読書をしているのです。

人と語って意見を求めることもしているのです。

それ以外に、矯正する手段はないでしょう。

やはり30過ぎたらだれも注意してくれないのですから。

そういう気概のある人こそ魅力があると思っています。


レンガ割り
  大山倍達総裁


大山総裁はまさにそういう気概を持ち、いつまでも読書を欠かさなかったようです。

緑健児(新極真会.代表)もそうです。

しかし、松井章圭にそういう気概など感じないですね、残念ながら…。

自分のしたことの説明責任を果たそうともしない。

このような人がでは非常に魅力のない組織に映ることは間違いないです。

魅力ある組織に映るためには、その長のみならず全組織員が常に人間的に向上していく気概を見せなければいけませんね。

そしてシンプルに考えれて、自分の能力がすぐに向上する。


そんな組織が望ましいことは間違いないです。

参考にしてくださいませ。


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今回はこれにて終了します。

これからの3が日、ごゆっくりとお過ごしくださいませ。

失礼いたします。

EOSX5991

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※参考ページ
→サプリ摂取のタイミング表

→格闘家やアスリートの1日に必須の栄養素の量





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