前回において、極真の松井派では誤った情報が流布されているということを話しましたが、その関連で話していきたいと思います。
松井氏の価値観が前面に出すぎていて、きれいな華麗な組手ばかりが称賛されていて、汚く、不器用な組手は良しとしない価値観はなんとも否定したいですね。
そういった綺麗さなどは重要ですが、そうでなくても攻撃力があって、突進力もある組手でもきれいさがないがゆえに否定されてしまっては、その人が可哀そうですし、それでは空手の理念を否定することになるでしょう。
汚く、不器用でも、攻撃力があり、その人はそれで楽しんでやっているのであれば、それでいいのではないでしょうか?
最初は汚く、不器用な組手をしていても、パワーをつけながら、細かいテクニック的なことを徐々につけていって、後にはかなりのうまさを身に着けたのみならず、頑強な組手をするようになり上位入賞の常連になった人の例として、七戸康博、鈴木国博、エウェルトン.テイシェイラ、マシエ.マズール、エヴェンタス.グザウスカスといった選手を紹介してきました。
マシエ.マズール
こういった人たちは当初は、不器用な組手をしていましたが、攻撃力を最優先につけながら、徐々にうまさを身に着けて、後にはかなりの屈強な組手をするようになった、のみならず上位に入賞する常連になったのです。
私は、松井章圭氏の講演を聞いたことがあるのですが、やはり館長になっただけあって、聞き手を引き込む力がみなぎっていました。
その内容を聞いていると、この人のいうことは全面的に正しい、みたいな気になってしまうのです。
しかし、空手で修練していく途上で、彼の言葉通りにしても、うまくいかないことが多くなり、疑問を呈するようになったのです。
「やはり、あの人の言うようにテクニックを最優先にしても組手は上達しないし、それでは脱落者が多い。やはり変えなくては…。」ということですね。
攻撃力を上げること…これが最優先でしょう。
確かに松井氏の現役時代は、彼も攻撃力はありました。
しかし、それが当たり前で誰もがそのことを意識しているだろうという勝手な思い込みで、彼の価値観であるきれいな組手をすることばかりを機関誌で紹介するものだから、読み手は攻撃力を上げることは2の次、3の次になってしまっているのです。
それでは強くなれるはずもありません。
しかし、大山総裁が存命中の『パワー空手』では、攻撃力を上げる事を最優先に紹介していた。
大山総裁
ゆえに誰もが楽観的な思いを描くことができて、修練に長時間いそしんでいたがゆえに、全体のレベルが上がり、全日本大会の優勝者が毎年変わっていたのです。
しかし、松井派では、機関誌を読んでもだれもが楽観的な思いを描くことができず、決まった人しか強くなれず、全日本大会では決まった人しか入賞者になれないという憂える事態になっているのです。
松井氏の偽のカリスマ性に騙されて、国内支部長の誰もが松井氏に批判的ならず、そのまま踏襲してしまっているがゆえに、盤石な強さが得れている人がかなり少ないです。
この誤った理論を早く打破してくれることを願っているのですがなかなかうまくいかないですね(笑)。
しかし、誰もが楽観的になって入賞や優勝できる組織と、決まった人しか入賞や優勝できない組織、どちらがいいでしょう?
前者ですよね?
松井派の人は、松井氏の誤ったカリスマ性から早く脱曲できるようになってほしいものです。
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