こんにちは。
今回は、かなり昔の極真会館の世界大会を引き合いに出して、ものを論じていこうと思います。
こんにちのように、極真と名乗る団体が林立しないで、1つに纏まっていた時のことですね。
そう、緑健児(現.新極真会代表)が優勝した第5回世界大会ですね。
その5回戦の、阿部清文選手と七戸康博選手との試合ですね。
この試合を制した方がベスト8入りできるという試合ですね。
●まず、以下の動画を見てくださいませ。
↓
https://youtu.be/uXx06bUwOlI?si=IaegHEDiPEMOstrl
大差判定で七戸選手が勝ちましたが、ここで思うのはどんなことでしょうか?
あまりにあっけない試合ですが、この前の4回戦では、阿部清文選手は、マイケル.トンプソン選手に延長3回の末、試し割り判定で退けての試合だったのです。
こんなにあっけない試合でかたがついたということは、マイケル選手は、そんなに強くない…というような意見が素人から出てきそうですが、実際は逆なのです。
阿部選手は強豪を負かしてからの試合だったので、かなり体力を消耗していたのです。
しかも延長3回の後。
マイケル.トンプソン選手はこの大会の前の世界大会で4位に入賞し、この年のヨーロッパ大会重量級では優勝していたのです。
ゆえに、かなりの強豪なのです。
私も経験したことがあるのですが、延長を2回も重ねたら、その後の疲れはもう筆舌に尽くしがたいのです。
5回戦で阿部選手は、平然とした仕草ですが、極真の選手は普段から疲れを顔に出さないように我慢する稽古を重ねているのです。
七戸選手とは体重差が10数キロありました。
こうなれば、真っ向から打ち合わずに、攻撃したらすぐさま横にずれることが大事…その通りですが、忘れてはいけないのは、自分の攻撃が、相手を効かせる、あるいは警戒させるレベルにまで高めてこそ、そういう戦法が効くのです。
全然、攻撃力を上げないのに、横にずれたり、カウンターを合わせたりといった戦法をしても、1秒以下だけ相手の攻撃を削ぐのに有効なだけで、試合全体で言えば負けるに決まっているのです。
七戸選手は突きを得意とする選手ですが、その突きで阿部選手は効かされてしまいましたが、その突きと同等か七戸選手が警戒するレベルまで突きの威力を上げておかないことには、どんな戦術をしても負けてしまうのです。
それは足技でも同様です。
それはやはりスパーリングを重ねないことには認識もできないし、認識できなければトレーニングへのモチベーションにもつながらないのです。
【勝つための成功理論には実感が一番大事。】
ここを認識しましょう。
この大会で阿部選手は、威力は上げてきたのでしょう、この大会で試し割り賞(24枚)を獲得したのですから。
しかし、その強烈な突きでも連打を打てるようにトレーニングをしなければ意味がないですし、スタミナが前の試合の残滓として切れてしまっていても意味がないのです。
この対.七戸戦での敗北は、連打のトレーニング不足か、スタミナ切れゆえだったのかは、阿部選手に聞かないことにはわかりません。
こういう裏の大事な事情は、やはり指導する側が、自身で経験を積み重ねることでわかるのです。
そして、その経験から他の選手には、昂然とアドバイスできるようになることで自身の人望が高まるのです。
今回は連打のトレーニング法についてと、前の試合での疲れを次の試合に引きずらない方法について興味がわいたのではないでしょうか?
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今回はこれにて終了します。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※参考ページ
→サプリ摂取のタイミング表
→格闘家やアスリートの1日に必須の栄養素の量
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