極真空手ウェイ.ブログ

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緑健児(新極真代表)に学ぶ、大型選手との対戦のためのトレーニング法の王道とは?

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こんにちは。

今回は前回の関連で話をしていきたいです。

前回の記事は以下です。
  ↓
http://rattroll.blog110.fc2.com/blog-entry-770.html


阿部清文選手が、大差で敗北を喫してしまいましたが、これはやはり、この試合の前の試合でのスタミナロスと、ダメージを引きずっているのでは、そして戦略のミスが原因していると私はみているのです。

しかし、次の七戸選手の試合は、この大会で優勝する緑健児(現.新極真会代表)と対戦するわけですが、七戸選手は攻めあぐねているのがわかります。

まず、その試合を見ていただきましょう。
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相手に身長で劣る場合、出合いのタイミング出す技、終始どういうスタイルで戦うか、といったことを試合何か月も前から脳内で練っておいておき、それに適うレーニンをこなしていかなくてはならないのです。

シーズンオフから。

大事なのは、攻撃力でしょう。

しかも、身長にハンディがある人は、いろんなレパートリー上段の技を磨いておかなくてはいけないです。

対戦して攻防が始まった瞬間でもう相手は、自分の技を警戒しているかどうかがわかります。

警戒されていないとわかったら、もう勝敗は決したものも同然です。

この試合では、前の対.阿部選とは違って、七戸選手緑代表の技を警戒して、そんなに前に出れなくなっています。

これが大型選手と対戦するうえで大事なことです。


緑


対.大型選手では攻撃したら、すぐさま横へずれろ、あるいは後ろへ引け、といういわばヒット.アンド.アウェーが一般的でしょうが、その際に大型選手が警戒する技とくに上段蹴りがなくては話になりません。

しかも、かなり殺傷力のある上段蹴りがなくては。

突きと下段蹴り、突きと中段蹴りだけでヒット.アンド.アウェーこれでは相手はどんどん前に来てしまいます。

そうならないためには、相手が警戒する強烈な上段蹴りが大事になるのです。

下段中段は、もらってもダメージにはならない場合もあるが、上段蹴りはもらったら技あり一本になってしまうからです。


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この対戦で、緑代表は上段に見せかけての中段、中段に見せかけての上段、そして、横蹴り風の前蹴り、オーソドックスな前蹴りと多用しています。

前蹴りも大事ですね。

これも捌いたり、躱したりしないでもらい続けるとダメージになってしまいますから。

それを緑代表は多くのスパーリングを通して体感していたのでしょう。

しかも大型選手だった八巻建志氏も、同じ支部朝練をしていましたから有効なことを多く知れたのでしょう。

そして、合同のレーニンが終了したら、自主練でそういうサンドバッグに蹴りこむ。

そして、脚力をつけるためのパワートレーニン(ジャンピングスクワット、カーフレーズetc)を敢然とこなす。

こういう姿勢が大事なのですね。

緑代表(下写真)は、いま「自分に限界を設けるな、限界までしろ!」ということで道場生に発破をかけているのです。


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それが功を奏して、今の新極真会緑代表支部である福岡支部では多くの世界大会代表やそこでの入賞者を男女問わず輩出しているのです。

こういうビデオ動画がメディアの発達で観れるようになったことはいいことでしょう。

しかし、この対.七戸戦のように戦略だけを脳内に入れてスパーリングだけしてもダメなのです。

やはり、一番大事なのはパワーですね。 それを基にしたスピードですね。

大型選手と打ち合って絶対に攻撃をもらわずに済ますのは不可能ですから、打たれ強さもですね。

もちろんスタミナもです。


いい動きや技出しが本戦から延長までずっと維持できるようにトレーニングをこなしていくことが大事なのです。

戦術だけを動画などで知って、それだけをスパーリングで試してもうまくいくはずがないのです。

その裏付けになったパワー、スピード強、スタミナ、打たれ強さがなくては。


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緑代表は、現役時代は、朝の最初にジャンピングスクワット100回×2セットから始めていました。

そのトレーニングの結果が、対.七戸戦の延長でいい下段蹴りをフルでもらっていても、立てていた結果になっているのです。

そして、腹筋5種類で、それぞれ50回×3セットしていたのです。

その他、代表パワートレーニンウェイトトレーニングの内容については、以下の電子書籍に書いてあるので、取り入れたい人は読んでくださいませ。

本当に大型選手と打ち合うためには、そういう基本的なことをまねしたうえで、戦術をも真似していくのが大事です。

そしてスパーリングで試すのです。

緑代表は、変則の上段回しや変則の中段蹴り横蹴り、前蹴りを多用していましたが、それ以外にも、かかと落とし外回しを試してみるのもいいでしょう。

大事なのはただ試すのではなく、強く速く蹴るのです。

それでうまくいけば自分の技として取り入れていくのがいいですし、取り入れてもうまくいかず相手に有利な態勢になってしまうのであれば、それは辞めるのがいいでしょう。

緑代表は、かかと落としは全く使っていないですが、自分に必要と思われたなら、自身の判断で使うのは全然ありです。


かかと


どのをまねし、どのを取り入れず、どのを新たに付け足すべきかはあなた個人にしかわかりません。

ゆえに取り入れの内容については完全にあなたの裁量です。


スパーリングで体感して判断してもらうほかないです。

強調したいのは以上です。


緑代表のトレーニング全般について知りたい人は、以下の電子書籍はお勧めです。

Amazonはコチラ→初公開!空手のためのトレーニング理論と摂取物の理論大全集: 極真の猛者たちに学ぶ修練3倍アップ法.その弐

BCCKSはコチラ→初公開!空手のためのトレーニング理論と摂取物の理論大全集


今回はこれにて終了します。

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※参考ページ

→サプリ摂取のタイミング表

→格闘家やアスリートの1日に必須の栄養素の量



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