皆さんこんにちは。
前回は、「空手ではどれくらい練習すればいいか?」という質問に対し、
「その人が一番実力を発揮できる時間をこなすのがその人にとって必要な時間である」
ということを話しました。
個人によって、資質も違いますし、習得のスピードも違います。
ですから、一概にだれでも○時間しなくてはいけない、と断言するのは危険なことなのです。
ピーターアーツは1日に3時間のトレーニングで過去6度K-1の決勝に駒を進め、3度優勝しています。
極真空手の第6回世界大会(松井派)で優勝した八巻建志は稽古指導も含め1日7時間半トレーニングをしていたといいます。
それとは対照的に、1日に2時間弱の練習時間で全日本大会を制した人もいます。
ですから、一概に○時間と断定はできないのです。
ですから、何時間がいいかはその人によって違いますから、断定するのは避けたいです。
●しかし、そこで注意しなくてはいけないのは、その○時間すればいい、と断言する人がいることですね。
先に、2時間弱のトレーニングで全日本大会を制した人がいるということを知って、 「ああ、そうなんだ!それだけでいいんだ!」 と納得して、ずっとその人のように2時間しかトレーニングしなかったとします。
それでその人が強くなれなかったままでいたとします。
するとその人は、「俺は空手に向いていないんだ!」と勝手に落胆して道場を去ってしまうことですね。
本当は、その人の資質や習得スピードからして4時間5時間練習しなくては強くはなれなかったにもかかわらず2時間しかしていなかった。
そのせいで強くなれなかったのに、そこに気が付かずに誤解をして空手を辞めてしまう…これは悲劇以外何物でもありません。
ですから、こういった誤った認識を変える必要があります!
●本当は「○時間練習すれば必ず強くなれる!」という誰にでも当てはまる命題などないのです。
正しくは、
「その人が一番実力を発揮できる時間をこなすのがその人にとって必要な時間である」
ということです。
そのことを確認しておいていただきたいです。
参考にしてくださいませ。
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今回はこれにて終了します。
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