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こんにちは。
上田幹雄がエースになり、極真会館(松井派)は彼を基軸にして王座奪還を目指す意向でいます。
これまでの3回の全日本大会で、いずれも違う人間が優勝したことで、そして5年前の全日本大会での優勝者1人の合計4人の全日本大会優勝者を擁しての世界大会になりました。
これだけのチャンピオンがいるからということで希望の持てる反面、危惧すべき点は、上位入賞者がいつも変わらぬ人間によって占められているということと、万全な実力かどうかという点で警鐘を鳴らしたいなということが心配です。
上田幹雄、鎌田翔平、荒田昇毅、高橋佑汰の4人でいつも上位を占めてきた、ということでそれに代わる人物がいないということですね。
これでは、この人たちを超えられない、という上昇気流というものが全くない状態で、下の人間が育ちにくい土壌になってしまっているということですね。
前回の世界大会において、鎌田翔平と高橋佑汰の2人は、ボディを打たれてそれを効かされて何もすることができないまま敗退ということになってしまいました。
鎌田翔平
高橋佑汰
それと1度全日本大会で優勝したことののある安島喬平もでした。
私の予想ですが、松井派の世界大会の日本選手の合宿の情景を見ると、いつもテクニック的なことしか講義されないので、いつの間にか、そういったものが最初にありき、という意識に変わってしまっているのではないか、そんな気がするのですね。
強くなるのに難しく考える必要はないのです。
全身を頑強にして、攻撃力があればいいのです。
世界大会に出場が決まったからとて、それらをおざなりにしてはいけないと思うのですが、どうも松井派の指導法は煮え切らないものをいつも感じるのですね。
ことは全日本大会の入賞者だけでなくいろんな大会でも同じなのです。
テクニックが最初にありき、という意識であると、テクニックの練習だけして満足してしまうのですね。
その意識の状態だと、自主トレしようものの1時間もしないうちに終わってしまうでしょう。
しかし、体を頑強にして攻撃力を、という意識下であれば、いくらでもやれることは出てきますし、その後のスパーリングをすれば、自分が優勢になることができますから、充実感が出て更に練習するでしょう。
そして更に練習が楽しくなるし、ウェイトトレーニングも積極的になるでしょう。
そういう人が多く出れば選手層が厚くなる。
しかし、最初にテクニックありきでは難しい印象を与えて、少ししか練習しないで終わってしまうし、スパーリングでもうまくいかないし、練習から遠ざかる。
そしてそういう人間が多く出てしまうから、選手層の下が育ってこない、という悪循環になってしまうのですね。
前者が新極真会で、後者が松井派というように対比の構造が出来てしまってはないでしょうか?
新極真会では、充実感をもって稽古やトレーニングをしている人が大勢いるために、有力な選手層が厚い。
しかし、松井派では難しい印象を与えて、頑張っても強くなれないから、一部の人間しか強くなれないし、有力な選手層が薄い。
これでは空手界の未来は暗いと思わざるを得ないのですね。
そうではなく意識改革をせよ、ということで、このブログでも、選手を始めた当初汚い、へたくそな組み手をしていても、パワーを最初にありきで修練を重ねて、ついには全日本大会3連覇、世界大会優勝した新極真会の鈴木国博師範の自叙伝を紹介しました。
鎌田翔兵、高橋佑汰、安島喬平の3人はいずれもロシア人と対戦し、いずれもボディを効かされて、それに抗うことができないままずるずると後退して敗退してしまいました。
相手が強い攻撃で向かってきたらどう対処するか?
テクニックが最初にありきであるという意識下では、カウンターをすれば、捌きをすれば、というような対処法しか浮かばなくなってしまいますが、そうではないのです。
そういったものでは1秒以下の対処にしかなりません。
そうではなく、相手の攻撃以上の攻撃をもって向かうしかないのですね。
昔、『キン肉マン』という漫画があって、その漫画の主人公の仲間のウォーズマンというのがいて、そのウォーズマンがある場面で、「攻撃は最大の防御なり」と言ってましたが、まさに至言なのです。
ウォーズマン
カウンターや捌きが最大の防御なりではないのです。
カウンターや捌きが最大の防御なり、という意識に埋もれている松井派の選手はそれを改めないと真の強さを得ることはできませんね。
それに厚い選手層ができませんね。
それを指摘しておいた方がいいですね。
今回はこれで終わりにします。
ありがとうございました。
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