極真空手ウェイ.ブログ

フルコンタクト空手を通じて人間的に成長したいという人のためのブログです。

『世界の強豪に学ぶ空手に必須のパワーの種類とは?』

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こんにちは。

前回は、松井派の世界大会への危惧について話しました。

今回もその続きをしたいです。

前回の世界大会ブルガリアザハリ.ダミヤノフが優勝しました。

その次の年に彼の100人組手が行われましたが残念ながら完遂できずに終わってしまいました。

それは置いておいて、彼が優勝した世界大会の前の年に彼は、4回戦高橋佑汰と対戦し、全くいいところが出せずに、本戦5-0で敗れるのですね。

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  高橋佑汰

それでベスト8ならずして終わりました。

この敗戦をみて、だれもが次の年に彼が優勝はおろか、入賞するとも思ってなかったでしょうね。

高橋選手本人も、自分が完勝した人間が世界大会優勝するとは思ってなかったでしょう。

前回にも書いたように、松井派の世界大会の日本人選手の合宿の情景を見ると、テクニック的なことが中心になっているがために、更に攻撃力をつけるとか、更に速く動くとか、更に頑強に体つくりをしようという気概が生まれなくなってしまうのではないか、そんな気がするのですね。

世界大会時の高橋選手に、前年以上のスピードや攻撃力アップを見ることができなかったですし、ゆえに攻撃力でまさるロシア人選手にずるずると敗退、といういことになってしまいました。

その敗退した選手は準決勝で、フランス人のジマ.ベルコジャに攻撃力全般で押されて敗退、という結果になりました。

そのジマ.ベルコジャの練習風景が興味深かったですね。

パンチンググローブにロープをつけて反動に抗いながら突きをフリーでミットに打ち込む、という練習法ですね。

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  ジマ.ベルコジャ

こういった練習をすることで、空手の王道である「ハイパワー寄りのミドルパワー」をみにつけることができるのですね。

高橋選手が敗退したキリル.コチュネフ選手は、突きが強く速いがために、いろんな日本人選手が敗退しました。

しかも打たれ強い。

そのキリル選手でも攻略できなかったほどの強い攻撃力をジマ選手は持っていたがゆえに敗退したのですね。

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  キリル VS ジマ

その攻撃力をつける方法はまさに「ハイパワー寄りのミドルパワー」だったのですね。

それをせずにただフリーで打ち込むミットトレーニングしていても、こういうトレーニングをしている選手には勝てないということですね。


参考ページ
『空手に必要なパワーの種類とは』
http://karatemen.grupo.jp/free1915562

これは第6回世界大会(松井派)優勝した八巻建志選手がしていたトレーニングであり、その時準優勝だった数見肇選手も、そして第8回世界大会優勝した木山仁選手もしていたトレーニングなのですね。

そのことを意識下に置かないとダメです。

攻撃力が先にありきであると、そういうものに目が行くのですが、テクニックが先にありきであると、「そんなもの身につけなくていい」「攻撃力がある人間と対戦したらカウンターや捌きで応戦すればいい」といった誤った思い込みになり、いつまでたっても王道の強さを得ることができないまま終わってしまうのです。

それを意識しておき、稽古やトレーニングに励みましょう。

そんなあなたを応援しています。

今回はこれにて終了したします。

ありがとうございました。

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