こんにちは。
前回の続きですが、新極真会の世界ウェイト制を観ると、やはり勝ち上がれる選手の特徴として、どんな状況でも上段蹴りが出せる、ということが挙げれると思います。
エヴェンタス. グザウスカス選手(リトアニア)は、延長でも外回し気味の上段を蹴りを出して、相手に距離を取らせる戦法にたけています。
左側がエヴェンタス.グザウスカス
また上段への膝蹴りも多用していました。
それを3年前の世界大会の5回戦で、しかも相手は全日本大会で準優勝だった山本和也選手でしたから天晴れでした。
やはり、回戦を重ねるごとに自分の体は疲弊して、しかも対戦相手はどんどん強くなるわけです。
そういう状況になればなるほど上段蹴りは出せなくなり下段や中段ばかりになるのが普通ですが、そんな大舞台においてそういう技が出るということは、やはりかなりのトレーニングを重ねているのがわかりました。
そういうきつい状況で上段蹴りを出せるようにするのが後屈立ちからの基本の蹴りですし、移動稽古での蹴りの練習になります。
またビッグミットやサンドバッグへのフリーの打ち込みのトレーニングでも、そういうことを意識しながらしないことには、試合で出せないのが普通です。
本番だけしっかりやればいい、という精神ではだめです。
シーズンオフの時期からしっかりトレーニングしていかなくてはだめです。
それを踏まえると、やはり敢然としたトレーニングをエヴェンタス選手はおこなってきたのだということがみて取れました。
しかも、彼がこれから横蹴りやかかと落とし、前蹴りといったものまで多用するようになったら、まさに手の付けられない選手になり、世界大会での日本の王座が危ういのは言うまでもないでしょう。
そうならないように、彼の実力の芽を摘むような日本人選手の台頭が何よりものぞむのです。
そのためにはどうすればいいか?
やはり、自身も上段蹴りをどんな状態でも出せれるようになることでしょう。
しかも1種や2種だけでなく、いろんなレパートリーの技を出せれることです。
そのことで、相手に警戒心を抱かせ、自分の本領発揮をさせなくすることが大事なのです。
自分の技に、相手が警戒して得意の技がさせなくなったらしめたものです。
そうなるためには、日々の鍛錬が必須です。
合同稽古の終了後に、大勢の人が帰宅しても自分は敢然と、「今日○○本蹴りこむ!」と決めて、その回数を蹴りこむ。
また忘れてしまう人は、スマホに書いておくのもいいでしょう。
その忘れない方法は各自に任せます。
そういったことを組織全体で行うことで、その組織全体のレベルがアップする、ということですね。
それに貢献する意味でも、鍛錬に励む人が大勢出てくることを願います。
これまで、新極真会は幾多の試練を乗り越えて、日本人が王座を守ってきました。
世界ウェイト制で全階級で外国人が優勝した後の世界大会でも、世界大会でエースが途中敗退しても日本人が優勝してきました。
それをまた実現してほしいものです。
新極真会では組織全体で王道の稽古法を実践しているので、私は楽観視しているのですが、今回はどうなるやら…。
●そういった稽古の概念だけを知ってもだめで、その各論を大いに学び、そして実践することが大事でしょう。 奥深さが重要です。
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今回はこれにて終了します。
しかし、蛇足ながらエヴェンタス選手は、私が幼少のころ、同じ社宅に住んでいた家庭の男の子と年齢が一緒なんですね。
その家族が、私の家に来た時にその小さい男の子に私はよくキス (^3^) していましたね(笑)
その子が今どうしているか興味ありますね。
もしエヴェンタス選手の家族が、私の家に遊びに来たら、同じようにキスしていたでしょうね、小さい頃はかわいかったでしょうから(笑)
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