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こんにちは。
今回は、昨年の新極真会の全日本大会についての続きを書きます。
この大会になんと、松井派の世界大会で4位に入賞したこともあり、全日本大会でも優勝した経験のある髙橋悠汰選手がエントリーしていたのです。
髙橋悠汰
これにはおどろきました。
彼は松井派を脱退して、自分の道場である「髙橋道場」を設立していたのです。
どのような事情だったのかは知りえませんが、その道場を作ったことで、松井派以外の大会にエントリーすることができたようです。
結果は、4回戦負けということでした。
松井派の世界大会で4位に入賞したことで、だれもが警戒していたとは思いますが、なかなか難しいものだったようです。
松井派では6年前に、効いていなくても転倒させて、そこで残心をとれば技あり、というおよそ格闘技とは思えない新ルールを採択してしまったゆえに、そのルールに慣れてしまった髙橋選手は従来通りの空手ルールで戦わなくてはならないことになったので、体力的に難しいものがあったのでしょう。
その2回戦の模様が、YouTubeでも見れますし、その際に相手を転倒させて残心をとるも、技ありにはならず、厳しかったでしょう。
彼の4回戦敗退は、そういったルールだけでなく、いろんなものが作用していたと思います。
やはり道場長ということで、いろんな雑務にも追われ、指導もしなくてはならない。
自分のトレーニングや稽古に打ち込むことが難しかった、ということのほかに、道場長という立場ゆえに、自分の矯正する箇所を指摘されないままで終わってしまったことや、自分より強い選手とスパーリングもできなかった、ということも挙げられましょう。
やはり道場長という立場になるとこういう負の面が出てしまうのですね。
ゆえに、松井派を脱退する前に、新極真会の道場に移籍して入門し、それで修練を重ねていけばよかったかな、という思いがあります。
これまで、いろんな流派の道場長が極真の全日本大会にエントリーしてみるも、途中敗退という例が多いです。
無門会の富樫宜資氏は漫画『空手バカ一代』にも登場し、全日本大会にエントリーして入賞する話しが描かれていますが、その時以外にも何度かエントリーしてようやくの入賞だったようです。
また誠心会館の青柳政司館長も、何度か極真の全日本大会にエントリーしたようですが、入賞はかなわなかったようです、残念ながら。
青柳政司
しかし、白蓮会館や正道会館の選手がエントリーして入賞するケースは多々あります。
それはいずれも、道場長ではなく1支部長という立場であったり、指導員という立場の人の場合でした。
やはり自分より強い人がいない、道場長という立場上誰も自分を注意してくれない、ということになると、やはり更なる飛躍は難しいのかなと思います。
しかし、こういった分析が必ずしも正しいとは言えませんので、これからも髙橋館長には頑張ってもらいたいものです。
松井派のあの新ルール以前にも活躍していたのですから、その可能性はあると思います。
今回はこれにて終了します。
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