12月8日付けで、松井章圭氏は、フランシスコ.フィリォとグラウべ.フェイトーザの両氏を除名処分にしたということをネットのニュースで読んで私はまたしてもあきれたのでした。
その詳細は、極真世界連合という、組織ではない漸次的な極真の組織があって、そこからフランシスコ.フィリォとグラウべ.フェイトーザの2名に5段の昇段が認められて授与されたのといいます。
その極真世界連合は、新極真会や極真浜井派や極真館や世界総極真なども参加しているのです。
そして空手やキックなどの戦士が一堂に会するブルガリアの格闘技イベントである『SENSHI』において、フランシスコ.フィリォとグラウべ.フェイトーザの2名が参加したのだということが松井氏が知り、その結果除名処分にしたのだという。
『SENSHI』
ネットで書いてあることがすべてではないので全貌がわかれば多少は意見の吟味も必要ではあろうけれども、しかし、松井氏は何人もの重鎮をやめさせれば気が済むのだろうかと、またしてもあきれた気分になってしまったのでした。
極真世界連合の設立の理念は、大山総裁が存命の時には1つだった極真をまた一同に会してまとまる機運を育てようということでした。
しかし、松井派は断固として、その組織には入っていないのです。
やはり、こういった組織に入れば、自分が長として指揮を執ることができなくなるからでしょう。
やはり松井氏のような支配欲の強い人間は、こういう民主的な組織には興味がないのでしょう。
松井章圭
その自分の存続を脅かす組織からの授与に与したフィリォやグラウべの行動が、自分が館長職を降りる機運になってしまっては元も子もないと判断したのだとしか思えないですね。
そういった他の極真の組織との交流は、一切絶ってきた松井氏は非常な狭溢な人間としか思えないですね。
そして自分が、これまで支えてきてもらった人の恩な度は一切忘れて、気に食わなければ、気兼ねせずに切る…非常に恩知らずな人間として、これまで私は松井氏を批判してきたのです。
そしてそのことを極真分裂の20年を振りかえった歴史を俯瞰して記事にしたのです。
これが結構、反応がありました。
※参考記事
やはり、彼が直るわけはないのですから、氏の組織の道場生は松井派を脱退して他の極真の道場に移るべきだ、といったことも書いてきました。
脱退するよりも、松井派にとどまった方が、かなりリスクもないし安泰でいられるのは百も承知ながら、意を決して脱退して浜井派を設立した浜井識安師範にはかなりの敬意を払うに私はやぶさかではないです。
フィリォやグラウベは、スター性のある人たちであったゆえに、K-1や世界大会での活躍も極真の名を広める契機にもなったし、道場生を育てることも勿論、審判を務めるなどして松井派の運営を大いに支えてきた貢献の度合いも半端ないでしょう。
それなのに、今回もまたいとも簡単に除名とは…。
話し合いの形跡もまるで見えないですね。
フィリォやグラウベのこれからの行方が気になりますし、2人の師範である磯部清二氏の動向も気になります。
2人のカリスマを失った松井派は、さらに魅力のないものに変わるのは明白です。
しかし魅力のない組織にとどまるよりも、やはり抜ける契機になったことも事実です。
動向がわかり次第、記事として書いていきたいと思います。
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今回はこれにて終了します。
ありがとうございました。
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