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アンディフグに学ぶ運のつけ方!

前回はアンディフグを例に出して、【運のつけ方】を話しましたが、今回は違う側面から運のつけ方を話してみたいと思います。

前回は、アンディフグが、わかったふりをしない、できるふりをしないで自分が納得するまでとことんまでトレーニングをやりこんで実績をあげたということを話しました。

今回は、その関連で話しをしていきたいと思います。

彼の【運の良さ】について話していこうと思います。

 

★アンディフグ

  ↓

アンディ

彼が準優勝した第4回世界大会の準々決勝において、対戦したのはかの有名なアデミールコスタ(ブラジル)でした。

アデミールは前回大会で4位に入賞した実績もあり、100人組手も完遂した海外ではベスト3に入る強豪でした。

そんな強豪から合わせ一本勝ちをおさめたアンディはあっぱれ、というものでしょう。

しかし、彼の運の良さも見逃せません!

アデミールは、4回戦で日本の、のちの第6回世界大会(松井派)で優勝することになる八巻建志延長2回体重判定勝ちし、続く5回戦では海外最有力候補であり、欧州最強でもあったミッシェルウェーデル延長2回の超接戦の末、判定勝ちしたのです。

しかし、超重量級の、しかも強豪選手と2回とも延長2回もの戦いを繰り広げたのですから、もう体は満身創痍そのものでした。

そんな満身創痍のアデミールは、準々決勝の舞台に立った時は、足が使えずに、ほとんど手技しか使えない状態でした。

しかも、足がもうボロボロの状態ですから、突きの際も上手く腰も入れることができない…。

そんな状態のアデミールに対し、アンディは容赦のない下段蹴り攻撃を連打して合わせ一本勝ちするのでした。

●続く準決勝は、日本の最右翼で昨年の全日本大会準優勝増田章選手でした。

akiramasuda.jpg

増田章

 

下段蹴りなら、増田選手も得意とするところで、初めから連打をかまします。

しかし、アンディはきちっと足を高く上げてピンポイントで打たせません。

逆に、かかと落としで牽制して間合いに増田選手を入れさせません。

カカト

時折、スピーディなパンチを打った繋ぎに強烈な下段を放ち増田選手をぐらつかせます。

そして延長2回、フットワークで後ろに下がり、増田選手がボロボロになった足で追いかけてきたところを、後ろ回し蹴りの要領で、ダメージが蓄積した増田選手の足を蹴って、さらにぐらつかせます。

もう増田選手の、ダメージの蓄積具合は明白で、全日本準優勝者の意地でなんとか立っているのが明白でした。

しかも、息が上がってスタミナも限界近くに来ているのがわかりました。

しかし、素早いフットワークで悠然とした動きをしているアンディのほうがどう見ても有利なのは誰も目にも明らかでした。

当然ながらの判定勝ちで外国人初の世界大会での決勝進出をはたしました。

しかし、延長2回で惜しくも松井章圭(現極真会館松井派館長)に惜敗するのでした。

●この時に注目すべきは、アンディの運の良さです。

準々決勝の時、相手のアデミールはそれまでの2戦で、超重量級の選手と延長を重ねてしまったがために満身創痍でした。

そして、あまり知られていないことですが、準決勝の時の増田章選手、実は持病ならぬ持怪我の肉離れが再発してしまっていたのです。

そのことは、以下の増田師範の自叙伝の『吾、武人として生きる』に書いてあります。   ↓

増田章 吾、武人として生きる (BUDO‐RA BOOKS)

 

そうなれば、立っていただけでも素晴らしいと増田選手を称賛したいところですが、そういったこともすべて含めての大会ですから、アンディの実力を貶すことにはなりません。

準々決勝、準決勝とも相手が満身創痍であったことがアンディの勝ちに有利に働いた、ということです。

かたや、アンディは4回戦においては闘将と呼ばれた木元正資(現新極真会)に延長1回判定勝ちします。

最初、木元選手が有利に試合を運ぶも、アンディがそれを巧みに躱し、機を見てピンポイントで放つストレートパンチを木元選手にはなった後に、叩き落とす下段蹴りで棒立ち状態にさせて、ダウン寸前に追い込み、延長1回で文句ない判定勝ち。

この時の試合を振り返って、木元師範はアンディの突きについて『くらった時にあまりに強烈なので死ぬかと思った』と日本チームの監督に漏らしたそうです。

続く5回戦は、その年に全日本中量級で優勝し、次の年の体重無差別の全日本大会で優勝することになる桑島靖寛(現極真連合会)に下段蹴りの一本勝ちを収めるのでした。

このように、激戦を勝ち抜いてきたアデミールとは違い、アンディはほとんど無傷で勝ち上がったのです。

●この世界大会の終了後に、アンディはインタビューで、

「優勝するためには足にダメージを抱えていては次の試合に勝てないから、1試合につき3本以上良い下段をもらわないように脛受けの練習を徹底してきた。」

といっていました。 慧眼というかものすごい直観力と分析力をもっているなあ、と思わずにいられません。

しかも23歳の若さで、ここまで重要事項を抽出できているのだから敬服せずにはいれません!

しかし、ここを読んで、「脛受けの練習が大事なんだ!」と思ってその練習だけするのは愚の骨頂です! 脛受けの練習だけしていても、蹴られてしまいます。

そうしないためには、自分の攻撃力をあげることが大事なのです。

自分の間合いに入れさせない、いい攻撃を出させないためにはどうすればいいか?

簡単なことです。

自分に「相手よりも」強烈な技があればいいのです。

簡単なことです。

それをわからず、コンビネーションや戦術を勉強してもほとんど意味がありません。

確かにそういったことは試合において必要なことは間違いありませんが、それが先にありきでは強くなれないのです。

簡単にシンプルに考えて強くなる稽古方法をおこなっていけばいいのです。

前回に、アンディ1日に1000本の蹴りをサンドバッグに蹴りこんだことを話しました。

実にシンプルに考えていますね。

そして、トレーニングにおいても、ジムが閉まる直前までやりこんでいた、ということも話しましたが、こういったやりこんでいくことによって閃きもわくのです。

●トーナメントで勝ち上がるために、「1試合につき3本以上良い下段をもらわないように脛受けの練習を徹底した」と彼は言いましたが、そのことも長時間練習を徹底しないことには閃かないものです。

練習をしないでボーッとしていて、こういうことが閃くかといえば、そんなことはまず起こりようがないのです。

彼のようにトレーニングを長時間こなす行為をしていて初めてわくのです。

ある時、ピンと閃くのです。

これは何も空手に限らず他のあらゆる分野で同様です。

また、彼は世界中の強豪が集う世界大会の上位決戦で、効き足でない左足で、前蹴りやかかと落とし、横蹴り、後ろ回し蹴りなどの難しい技を連発していたことも前回話しました。

強豪相手には、全技を行使しなくては勝てないことは間違いありません。

ここで左の前蹴りが蹴れれば勝機が回ってくる。

ここで左の上段蹴りが出れば勝機が回ってくる。

ここで左上段蹴りが出れば相手を倒せている。

こういった場面は多くありますが、そこでオールラウンドに技を練習しなかったがために、蹴れずに勝機を逃してしまう、ということは往々にしてあるものです。

そのことは空手を半年でもやればわかるのに、それをしないで自分の効き足の練習、しかも回し蹴り系の技しか練習しない人は多くいます。

しかし、アンディは左足の難しい技も悠然と放てるのです。

強豪相手でも、延長2回のようなどんな場面でも!

蹴りの打ち込みと受けの練習の徹底でほとんど無傷で勝ち上がることができた…彼は非常に運がよかったのです。

しかし、その運は練習をたくさんこなすことによってつくのだということは、これでわかったと思います。

しかし、その練習も強くなる理に適った方法でこなしていかなくては強くはなれないのです。

その理に適った方法とはどういうものか?

 

●以下の冊子に書いてありますので、どうぞ!

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http://karate-rush.info/index.html

 


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