城南支部の稽古法と城西支部の稽古法、それぞれの欠点とは?

みなさん、こんにちは。 

 

 

今日も、頑張って書きましたのでどうぞ読んでくださいませ。

 

前回は、地方支部のように、基本、移動、型の稽古をみっちりとした人に、試合向けのトレーニングを施して城南支部は強豪をたくさん生み出した、ということを話しました。

 

「基本、移動、型」の稽古だけでもなく、試合向けのトレーニングだけでもなく、両方のミックスを徹底することが試合に勝つためには必要であるということが分かったと思います。

 

その城南支部の試合向けのトレーニングのメニューは以下の商材にあますことなく書きましたので参考にしてくれましたら嬉しいと思います。

  ↓

http://karate-rush.info/index.html

 

 

そこで、私が考えてしまったのは、この先どうしたらいいのか?ということですね。

 

いくら強豪をたくさん生み出した城南支部といえども、緑健児以来、軽量級や中量級の上位入賞者を生み出すことができていない、という負の面について指摘しました。

 

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かたや、城西支部は、試合向けの稽古である「試合クラス」は白帯からでも参加できるため、基本や移動の稽古を蔑ろにしてしまうために、盤石な強さを誇れる選手が、ここ最近の10年間に出ていない、という負の面があるということを指摘しました。

 

ここで、その試合向けのトレーニングを自分の道場に取り入れる際に、私が自分の裁量で任せられたとしたらどうするか?を考えてみますと、やはり、試合向けのトレーニングは、自由に参加できる、という風にすると私は思います。

 

私は、軽量級と中量級の間くらいの体重であったために、スパーリングを多くこなすことによって、どんなスタイルで、どういった技を出して、どういったテクニックを使ったら重量級の選手と渡り合えるかがわかりました。

 

ですから、城南支部のように、基本、移動、型でほとんどの稽古時間を消費し、スパーリングの時間がたったの5分では、重量級の選手にただ負かされて終わり、というパターンで終わってしまった可能性が大なのです!()

 

もとより、初心者時代から城南支部に入ってみなければ、それはわかりませんけれども…。

 

スパーリングを多くこなすことばかりでなく、初心者中級者のうちから、試合で使う技、コンビネーション、体捌きのテクニックなどは身につけておいたほうがいいに決まってます。

 

城南支部の支部長であった廣重師範は、

 

「基本をみっちりやり、それ以外の応用については教えないから、自分で編み出し研究しろ!わからなかったら訊きに来い!」

 

というスタンスなのです。

 

 

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他の習い事(語学やパソコン、スポーツなど)については、こういった昔の稽古理論を唱えているところはほとんどないですから、こと空手は違う、といってもなかなかその意識を多くの人が持つことは難しいでしょう。

 

ですから、テクニックについてはある程度は、教えてあげる必要はあるのだと思います。

 

 

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●基本の稽古だけみっちりとやって、あとは自主性に任せ、自力で這い上がってきた人にだけエリート教育を施す。

 

このことによって緑健児、八巻建志、岩崎達也数見肇、高久昌義といった強豪を生み出したことは間違いありません。

 

しかし、自分はそういった城南支部のやり方についていけたか?

 

それで黒帯が取れたか?

 

というとどうも疑わしくてなりません。

 

ですから、私が道場主として任されたら、おそらく城西支部の試合クラスのようなトレーニングのクラスを設けて、誰にでも出席できるようにするでしょう。

 

そのことによって、城南支部のように軽量級と中量級の強豪ができていない、という事態を回避できるのではないかと考えるからです。

 

ただし!

 

試合に出る人間には、月10回以上の合同稽古に参加を義務づけるでしょう。

 

合同稽古(基本、移動、型)の徹底が城南支部の強さの秘密であるならば、その理念を取り入れる必要があると思うからです。

 

また、試合出場する人に月10回以上の合同稽古を課すことによって、城西支部のように、基本、移動、型をおろそかにしたがために、盤石の強さを誇れる人が出ない、という弊害も取り除くことができるでしょう。

 

●やはり、これはいい、と思われたものでも、深く観察していくと、やはり負の面は必ず存在しているものです。

 

そういった負の面をよきものに変えていく努力は、その組織に属するものは怠ってはいけない、と私は思います。

 

私は、城南支部への出稽古から帰って、「基本、移動、型」の稽古の重要性について痛いほどわかったので、自分にも、そして後輩にもその重要性について説き、それを毎日の日課にすることにしました。

 

また、城南支部は、型すらも手取り足取り教えない主義で、なぜ教えないことが大事なのかを考えさせ、微に入り細にわたって教えないことで、本人のやる気を喚起することができる、ということを認識し、あまり教えないことにし、自分から学ぼうとする姿勢のでた者には褒めるようにしました。

 

こういうように、違うところに身を置いて刺激を受けて、これからの組織をよきものにしていくことは、こと空手に限らず、どんな分野でも重要であると思います。

 

このことが、これからのあなたの人生に参考に役立つことを願っています。

 

今回はこれにて終了します。

 

ここまでの精読ありがとうございました。

 

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