こんにちは。
今回も、新極真会の関連について話したいです。
今回の世界ウェイト制において、重量級にエントリーした入来建武選手は、全日本大会で2連覇を果たし、日本の本命だったのです。
しかし、迎え撃ったのはマシエ.マズール選手(ポーランド)。
この人は、3年前の世界大会で準優勝を遂げ、その時優勝した島本雄二選手が引退したがゆえに、マシエ選手が現時点で世界一の実績なわけだったことになります。
第12回世界大会優勝者~3位 (左端がマシエ)
その現在世界一の選手と、全日本大会2年連続の優勝者…これこそドリームマッチというにふさわしいでしょう。
気になったのは、入来選手が利き足の右を前にして構えていたことですね。
左を後ろにして、構えるということは、左を必殺技にしようという意図でしょう。
なぜか?
右足の古傷が出たからでしょう。
しかし、こういうことは本人は言わないものです。
いうことで心の甘えが生じるからです。
左足で蹴る場面が多く出ていたので、やはり怪我が再発したのでしょう。
入来建武
しかし、効き足ではないものの、その威力は大したものです。
その技で、何度もマシエ選手をぐらつかせます。
「これで入来の勝ちか!」と思いきやさにあらず、効かないそぶりを見せてマシエ選手はどんどん膝蹴りを連打します。
そして鉤打ちや、下突きを連打します。
入来選手は怪我ゆえに、その技を受けるべく動こうとするも、動けずにそれをどんどん受けてしまいます。
それでボディを効かされたのでしょう。
後退する場面が散見されるようになりました。
それが印象点になってマシエ選手の勝ち。
マシエ.マズール
現役世界ナンバーワン選手に凱歌が上がったようです。
しかし、入来選手の足の具合が気になりますね。
やはり選手を続けているがゆえに、怪我は付きものです。
しかも、彼のように強烈な蹴りを持っている人は諸刃の剣なのです。
強い蹴りを持っていれば、当然自身の足もダメージを負ってしまう。
ゆえに、今回のように古傷が出てしまう。
その結果、受けて返すことが満足にできず、相手に打たれて効かされて敗退ということになってしまうのです。
ここで提案したいのは、彼を今回の全日本大会を休ませるということですね。
全日本大会を連覇したのだから、もう彼には世界大会への出場権は与えて、今年は怪我をきっちり治してもらう、ということですね。
それによって次善の選手(次期エース)が浮上してくるのを期待するのがいいのではないでしょうか?
もし、彼が世界大会で途中で敗れて、次善の選手が不在であったら日本の王座は危ういでしょう。
その選手を発掘するためにも、次期エースの発掘は必須です。
しかし、そういった危機を新極真会は幾度となく乗り越えてきました。
日本のエースが途中敗退しても次善の選手がいたがために、その選手が優勝してくれた。
世界ウェイト制で全階級で外国人が優勝しても、その2年後の世界大会では日本人が優勝した。
こういう逆転劇をいくつも見せてくれたのが新極真会なのですね。
それはこの組織全体において、「自分でも強くなれる!」という楽観的な思いをもって修練に励んでいるからですね。
指導をする際にも、シンプルに考えて何時間も修練したくなるような指導が施されているからですね。
そういうシナリオを見るためにも、彼には今回の全日本大会は欠場した方がいいと思うのですがどうなるのでしょうか。
それは当局に任せるほかないですが…。
今回はこれにて終了します。
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