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ミネラルも空手家にとって必須の栄養素であるが、日々の食事で十分摂れるゆえに、とくにサプリメンテーションの必要はない。
しかし、亜鉛とマグネシウムに関しては、食事だけでは摂れないゆえに、サプリで摂る必要がある。
亜鉛は、アミノ酸からタンパク質を生成する際に必須の原材料になる。
しかし、発汗によって流出してしまうので、1日に30mgが必須である。
そしてマグネシウムは、筋肉の弛緩の際に必須で、これが不足すると痙攣や肉離れの原因になる。
また骨に取り込まれるカルシウムの量を調節する働きがあるので、これが不足していると、いくらカルシウムを摂っても骨が強くならない。
空手家の身体つくりのためには1日に200mgは摂りたい。(㈱ドームの研究結果)
この2つの栄養素の規定量を満たしているサプリとして、以下の会社のモノをおすすめしたい! ↓
こんにちは。
これまで極真会館(松井派)で活躍したギャリー.オニール選手の特長について講義しました。
ギャリー.オニール
彼は、攻撃が強く速く、そして打たれ強い。 そして相手の動きを察知して、カウンターを合わせたり、躱す能力が高かった。
そして間合いの遠近に関わらず、いろんな上段蹴りを出せていたということですね。
ゆえに171センチで74キロという小柄ながら体重無差別の全日本大会で2度も準入賞したということです。
こういう総合面を理解せずに、ただ彼の組手をビデオでみて真似しても駄目である、ということです。
あのバラエティに富んだ上段蹴り、そしてステップで相手の攻撃を躱す能力の高さが特長でしょう。
あの組手はなかなかセンスのいる話しですから、自分には真似できない…と悲嘆にくれる必要はないということも話しました。
ならば、体重を重くして相手の攻撃を緩衝できて、しかも自分の攻撃力を高めることに重きをおいてトレーニングしていくことが重要なのです。
ギャリーのように器用でなくても、不器用ながら攻撃力と打たれ強さを向上させて、2年前の新極真会の世界大会で準入賞したマシエ.マズールを引き合いに出して発破をかけました。
マシエ.マズール
自分のスタンスを把握して、どのような体にして試合に臨むのかを決めていく必要があるのです。
それは自分で把握するしかないのです。
指導員がそれをしてくれなかった、といっても損害賠償は取れませんから注意が必要です(笑)。
そして、今回はギャリーの瞠目すべき点を今回紹介しましょう。
それは、スタミナが半端ないということです。
彼の試合を見ると、本戦、延長、延長2回と必ず試合の終盤にはラッシュを掛けるのですね。
それでそのラッシュに怯んで、相手はなすすべもなく後退して判定負け、ということがしばしばでした。
やはり、前にも指摘したように彼の突き蹴りは強烈ですから、その攻撃力相応のものがないとやはり返す事ができないまま後退してしまうのは必至です。
ここで、カウンターを合わせるだけ、また体捌きをするだけでは対処する事ができないまま、後退するだけですから注意が必要です。
ラッシュしてきたら、自分もラッシュで対応するしかないのです。
ただラッシュで対応だけでなく、相手よりも先に攻撃を当てて、しかも効かせる力がないとだめです。
松井派の機関誌である『ワールド空手』にはそういうことを一切言及しないうえに、綺麗な組手を目指させることばかりを書いていますから、こういう基礎的なことを怠りがちなので組織全体のベースダウン化をしているのです。
しかし、これは口で言うのは簡単そうですが、かなり難しいことですね。
相手にラッシュしたはいいものの、判定で引き分けになったらどうするか…当然延長です。
そうなってもいいようにギャリーはきちんと練習を怠ってはいなかったのですね。
延長が決定しても、ケロッとしていたのがわかりました。 場が、1回戦であろうが準々決勝だろうが、準決勝であろうが、決勝であろうが、本戦や延長でも再延長であろうが、いつも終盤にはラッシュしていたのですね。
勝ち上がれば上がるほど、相手は強くなっていくわけですから、何度でもラッシュの練習を重ねてきたのでしょうね。 しかも本領をいつも発揮できるように。
また試合後のインターバルでも疲れが回復できるように、サプリや食物の摂取も忘れずに。
全日本大会のように強豪の集まる大会では、水やスポーツドリンクだけでは回復はかないません。 そういう科学的な内容が必要です。
そのことはこれまでに指摘してきました。 以下のページを参考にしてくださいませ。
↓
※グルタミンの必要性
今回はこれにて終了します。
次回は続きを書いていきます。
ありがとうございました。
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