こんにちは。
これまで、身体を作るのはトレーニングや稽古が大事ながらも、食物やサプリの摂取が大事ということを強調してきました。
然し、漫然と食べているだけでは良くなくて、科学的にトレーニング内容にかなったモノを摂っていかないことには空手で通用する身体を作ることはできない、ということを強調したいです。
例えば、単に筋力アップしたいのならば、プロテインを中心としたサプリを摂っていくことでかないますが、
激しいトレーニング、例えば、打ち込みやスパーリングなどのトレーニングをした後には、たいていスポーツドリンクを飲む場合が多いでしょうが、それだけではかなわないのです。
激しいトレーニングのときには、急激に身体のタンパク質を分解してしまうので、すぐに効く(吸収して合成する)タンパク質を摂取する事が重要なのです。
それがグルタミンなのですね。
グルタミン
これは、長距離ランナーにも愛用されているのです。
あるランナーのネットでの投稿を見つけましたので、以下読んでくださいませ。
「僕は去年のバドウォーターウルトラマラソンの前に、ものすごく疲労が溜まっていて、これはまずいと自覚し、血液検査を受けました。
すると、ヘモグロビンが12.6しかなかったんですね。
完全に貧血です。
ハードに追い込むランナーですから食生活だけでの改善は相当に困難です。
レバーやひじきが有効なのは一般のひと達であって,月に何百kmも走るランナーには栄養補助食品に頼るよりないのが現実です。
それまでの倍量を摂ることで毎週実施した血液検査でヘモグロビン値が週毎に12.6から13.1、13.6と0.5ずつ上昇し、3週間でほぼベストの14.1まで戻しました。
1週間で0.5ずつ上がるのは医者から言わせたら「奇跡」だそうです。
このように、Lグルタミンはその人の今1番弱っていて改善が必要なところに集中して効いてくれる働きがあるのです。
アメリカでは、難病の鎌形赤血球病患者さんに1日40gを10週間投与した結果、Vの字になっていた赤血球がほぼ全て丸になったという記録があります。」
ということです。
非常に激しい運動をする選手にはもってこいなサプリであるということが言えるでしょう。
空手家は筋肉隆々とした身体がイメージとしてありますゆえに、どうしても筋力トレーニングをする時だけサプリや食物を摂らなくてはいけないというような感じがありますが、そのときだけでなく、激しいトレーニングをしたときこそ、筋力トレーニングの日以上に食物やサプリを摂っていかなくてはならない、ということです。
そこを理解していただきたいです。
そうしなければ、折角付けた筋肉も伸びずにいたまま、という事態を招きかねません。 そうならない事を祈るのみです。
今回紹介したいのは、グルタミンの摂取ですね。
以下、その有効性の理論を書きましたので、以下読んでいただけたらと思います。
↓
※グルタミンの必要性
では今回はこれにて失礼いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。