ある人が、犯罪を犯しました。
その時、どういう感慨を普通の人は抱くでしょうか?
「その人は育ちが悪かったんだ。」とか「教育が足りなかったから、教育を施せばその人はまっとうな人間に生まれ変わるはずだ。」といったようなことを思う人が少なからずいるでしょう。
しかしそういうのは間違いです。
人間は生まれながらにして、「人の心を最大限大事にする人」と「人の心に無関心で友人がいなくとも咎めを感じない人」の2つに分かれるのです。
ですから、後者の人に教育をいくら施そうが、前者のように生まれ変わることなどないのです。
勿論、宗教に入って祈ったって駄目なんです(笑)
私は後者の人に出会ったら、そういう人とは挨拶もしなければ話しもしないです。
そんな努力をしたって無駄ですから。
それに、そういう人に挨拶しなくても、話をしなくても全然寂しそうにはしないですから、どうぞ試してみることをお勧めします。
そういう知的武装こそ、人間関係では大事ですから覚えておいてください。
サイコパスという言葉をご存知でしょうか?
これは1つの病的な人間の精神状態を示す定義です。
以下の精神状態を持っている人をサイコパスといいます。
良心が欠落している
他者への共感力が低い
嘘をつくことに抵抗がない
責任感がない
罪悪を感じない
プライドが高い
雄弁で社交的である
この7つの定義に松井章圭氏は当てはまっているでしょう?(笑)
こういう人の精神状態を治そうと努力してもだめなのです。
人の心に関心のない人に関心を持たせるのは、無理な話です。
たとえば鉄道模型に興味のない人に、鉄道模型に興味を持たせることは可能でしょうか?
不可能ですよね?
それと同じことなのです。
大山総裁が存命の時はあらわにならなかったのが、自分が巨大な組織の頂点に立つことで、反論できるものがほとんどいなくなったことで、サイコパスとしての性質が顕在化し、これまで松井氏は、非人道的なことの数々をおこなってきたのです。
意見が合わないということだけで、自分の元師範や元先輩の支部長を自分の一存だけで除名にしたり、会員には不必要な出費をしたりと、その説明責任を一切果たすことなく、無反省のまま現在にいたっているのです。
そんな松井氏に呆れをきたして、元を離れる支部長として、浜井識安支部長がいますが、もっと離れる支部長がいてもよさそうなものですが…。
私は、ある本で、「医療費で3000万円かかって治せないものは治せないから、それ以上持っててもしょうがない」ということを書いてあるのを発見しました。
そんなに銭を塩漬けにして持っていてもしょうがないということの戒めの言葉なのかもしれないですね。
そのことを知っていてからか、大山総裁が亡くなった時には、総裁の銀行口座には3000万円しかなかったといいます。
大山総裁
あれだけの本の冊数を書き、世界中に極真会館の支部があるのだから、それこそそれらからの収益で何億、何十億円とあっても不思議ではないのにこの額しかなかったのは、自分の懐に入れずに、どんどん自腹をはたいて、支部を日本国内はもちろん世界中に作っていったからですね。
それに大山総裁は、ある支部長の反社会的な言動の積み重ねが原因で除名にするかどうかに悩んでいた時に、本人を何度も呼び出し、話しをして、除名にするのを最後の最後までためらったようです。
しかし、松井章圭氏はそんな大山総裁とは逆に、いらない出費を会員に強いてそのお金で贅沢な暮らしをしている。
そのことの説明責任もなく、何人もの支部長を自分の一存だけで除名にしてきました。
そのことについて何の心の咎めを感じていない。
これは権力の魔性か、あるいはお金の魔性か、あるいは精神性のサイコパスのせいか…私は、それら全部であると思います。
権力の魔性やお金の魔性から打ち勝つには、どんどん読書をすることで、心にブレーキをかけ、岐路を見つけ、それに従って行動していけばいいのです。
大山総裁はとにかく本をたくさん読んだ人で、いろんなジャンルの本を読み、心の糧を得て、それによっていろんな角度でモノをみて行動を規定していったようです。
現在、新極真会の緑健児氏も読書家で、いろんな角度からモノをみれる能力があるのみならず、ゆえに自分の一存だけで物事の決定をおこなわずに、いろんな人の意見をききながらしてきたのです。
やはり読書家でないと頂点に立つものは務まらないようですね。
しかもサイコパスだけは、どんな精神的な治療を施しても無理なようです。 清廉潔白な人物に生まれ変わらそうとしても無理なのです。
読書家でないからいろんな角度からものをみれない。
それに加えてサイコパス。
それでは、団体に魅力が見いだせず我慢できずに脱退する支部長や会員が大勢出てきても不思議ではないでしょう。
ですから、潔白な新極真会と松井氏が歩み寄りなど不可能だし、すべきではないのは明白なのです。
サイコパス人間は治しようがない…そのことを心に留めておいてもらえたらよろしいかと思います。
今回はこれにて終わります。
次回も続きます。