どのくらい練習すればいい?

こんにちは。

 

今回は、別の側面から空手を論じていきたいと思います。

 

極真空手の創始者である大山総裁が存命中の時は、極真空手は他の格闘技団体との他流試合は一切行わない方針でいました。

 

しかし、大山総裁94年に亡くなり、その後継者として指名された松井章圭が館長になって以降、95年に分裂し、その後幾多の分裂を繰り返し、今のような多くの団体が「極真」の名を標榜するようになってしまったのは哀しむべきことでした。

 

その松井章圭を館長として認める今の松井派97年についに他流試合を受け入れたのでした。

 

似て非なる格闘技であるキックボクシングとの対戦であるK-1に参戦しました。

 

その初めての他流試合の1年後の98年に、さらなるイベントが企画されました。

 

それは、空手対キックの7対7の団体戦でした。

 

空手チームとキックチーム、それぞれ先鋒から大将まで計7人ずつの選手を出しての対抗戦でした。

 

大将戦で選ばれたのは、空手チームがフランシスコフィリォでキックチームはピーターアーツでした。

 

☆ピーターアーツ

  ↓

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その前段階のテレビのインタビューでピーターアーツは、

 

「もちろん、KOを狙うよ!向こうも狙ってくるんだろうけどね!」

 

と言っていたのを思い出します。

 

「おお〜!極真史上最強の男と言われた相手にこんな言葉が出るんだ。凄いな〜!」 と思いました。

 

 

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フランシスコフィリォ

 

そのインタビューの続きで、極真の選手たちの練習について以下のようなコメントもしていました。

 

「しかし、極真空手の選手たちが1日に7時間とか8時間とか練習しているということを聞いて俺はいつも笑ってしまう!(笑) そんなに練習したところでそれがそのまま実力につながるとは思えない。 俺のトレーニング時間はいつも3時間前後で充分だし、それくらいが体調を保つのに最適だからね!」

 

この言葉は今でも私の脳に残っています。 どれだけ練習すればいいのかわからずに彷徨していた時期だけに余計印象に残っています。

 

「へえ〜、アーツはそれだけで実力を出せるんだ。羨ましいな!」 と思ったものでした。

 

アーツ3時間前後の練習で大丈夫。

 

アーツは、この対抗戦が行われた時までにK-1グランプリ2度優勝しました。

 

そして、98年にはまたもグランプリを制し、計3度もの優勝をしました。

 

そして、今までにK-1の決勝には6度上がっています。

 

この記録は、K-1が94年に行われてから今までの記録では2位になります(1位はアーネストホーストとセームシュルトの4度の優勝)! 極真空手の選手たちの間では、3時間の練習では短いほうです。

 

しかし、それでも3度も優勝をしたピーターアーツの言葉だけに、心に響きますね。

 

~pietoru.jpg

 

全然戦績を残せない人が、 「俺は1日3時間の練習で充分だ!」 といっても虚しいし、誰も相手にしてくれませんが、3度もの優勝をさらった人間の言葉だけに響かざるを得ませんでした。

 

●なら、誰もが3時間で強くなれるのか? 優勝できるのか?

 

それは非常に難しい問題ですし、そういったことを断言できる人はいないでしょう。

 

なれるかもしれないし、なれないかもしれない。

 

わからない、としか言いようがありません。

 

極真空手の創始者大山倍達総裁は生前に、

 

「全日本大会で優勝したかったら1日6時間の練習をしなくては駄目だ!」

 

と言っておられました。

 

~大山倍達

 

創始者の言葉だけに、誰もが疑いを持たずにそれくらいの練習は当たり前にしていました。

 

そのことが、全日本選手の全体的なレベルを押し上げていたのですね。

 

しかし、その裏で1日に2時間くらいしか練習をしなくて全日本大会を制した選手もいたのです。

 

その選手からすれば、アーツと同様に、1日に7時間も8時間も練習するのはばかばかしいことだったに違いありませんし、する必要性を全く感じなかったに違いありません。

 

●ですから、人によって必要な時間は違う、ということです。

 

1日に7時間以上も練習しなければ強くなれない人もいれば、1日に2〜3時間で強くなれる人もいます。

 

ですから、自分はこれのうちどちらであるかを見極めて、時間数を決めるべきであるということが言えると思います。

 

練習から逃げて強くなりたいと考えている人は、先のピーターアーツの言を引き合いに出して少時間だけで済まそうとする。

 

それで自分の目標(優勝とか準優勝とかベスト4とか)に到達できるのであれば、それで私もいいと思いますし、まわりの人間も認めてくれるでしょう。

 

しかし、それで到達できなかったのであれば、もっと練習時間を長くして、自分の弱点の矯正をして、自分の長所を伸ばしていかなくてはなりません。

 

●ですから、何時間やれば本当に強くなれるかを訊かれたら、以下のように答えます。

 

【自分が本当に強くなれる練習量がその人の必須の量】

 

これが答えです。

 

自分の目標を定めて、それを達成できるのならそれがその人には最適の時間、ということになります。

 

参考にしてくださいませ。

 

今回はこれにて終了します。

 

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今回はこれにて終了します。

 

ありがとうございました。

 

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