『人や自分が上手くいかなかったらこうすべし?』

こんにちは。 ついに年が明けましたね。

今年も、あなたの空手人生を実りあるものにしていっていただきたいブログを今回も書きたいと思います。

さっそくですが、木村靖彦という人を知っているでしょうか?

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    木村靖彦

いわずと知れたこの人は、極真会館松井派世界大会第7回、第8回と連続で6位に入賞した人です。

この人が、3度勝てなかった人を知っていますでしょうか?

誰でしょう?

答えは、志田清之です。

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     志田清之

この人に木村選手3度勝てなかったのです。

2回はウェイト制で、1回は世界ウェイト制選抜で計3回敗れたのです。

驚きでしょう?

2人が対戦した96年ウェイト制直後におこなわれた全日本大会で2人はともに途中敗退してしまうのです。

そしてそれから2年後に3度目の対戦がおこなわれたのですが、その際は、重量級決勝で対戦し、延長1回で志田選手3度目の対戦を制するのです。

しかし、この後の全日本大会で差がついてしまうのです。

2人とも順調に4回戦にまで勝ち上がるのですが、木村選手は対戦相手が軽量級であったこともあり、手堅く中段蹴りで一本勝ちを収めベスト8入りし世界大会の切符を手に入れるのですが、かたや志田選手は、4回戦で対戦したのは、それから4年後に日本のエースになり世界大会でも優勝する木山仁選手でした。

その木山選手に僅差で判定負けし、世界大会の切符を一歩手前で逃してしまうのです。

それから半年後におこなわれた全日本ウェイト制に出場し、志田選手優勝し、ようやく世界大会出場の切符を手に入れるのです。

それから5か月後の世界大会において、初戦2回戦を固い動きで制して3回戦に進みますが、3回戦であのアレキサンダーピッチュクノフ(ロシア)との対戦するのでした。

ピチュクノフ
アレキサンダーピッチュクノフ

この選手が、こんにちのロシア旋風のきっかけをつくるのですが、この大会では世界中の強豪をどんどん降して結果的に3位に入賞するのです。

そのピッチュクノフ2メートルに迫る長身ということもあり、なかなか志田選手はペースを作ることができずにいました。

志田選手は、これまでに膝蹴りからすぐさま下段につなげるコンビネーションを得意としていたのですが、身長で圧倒的に劣るピッチュクノフ選手には有効打が打てずにいました。

自分より身長で勝る相手には膝蹴りはタブーです。

膝蹴りは、背で劣る相手には有効打が打てるどころか相手に攻撃のチャンスを与えてしまうのですね。

ピッチュクノフ選手は、あの田村悦宏選手をして、「あんな強いパンチを食らったのは初めてだ!」と言わしめるほどのハードパンチを持っている選手でした。

そのパンチで徐々にボディが効き始め、志田選手はどんどん劣勢に追い込まれるのです。

そして延長1回で志田選手は惨敗し3回戦敗退で終わりました。

かたや木村靖彦選手は、緒戦1回戦と2回戦ともに中段蹴りによる技ありや一本勝ちで手堅く勝っていきました。 ベスト8をかけた5回戦では、相手が4回戦で延長の末の接戦で勝ってきたということもあり、満身創痍で、木村選手は快調に下段蹴りで一本勝ちを収め、またもベスト8入りするのです。

そして次の年の全日本大会において、志田木村両選手が出場します。

かつて3度勝った木村選手が、昨年の世界大会でベスト8入りしたこともあり、俄然優勝候補に挙げられていましたが、志田選手はその候補に入ってなかったのでした。

両選手はともに順調に1,2回戦を勝ち上がりましたが、岐路は3回戦に訪れました。

木村選手は、順調にこれを制しますが、志田選手は思わぬ伏兵に足元をすくわれるのです。

相手は池田雅人選手でした。

池田選手は、この年から5年前の世界大会の前のウェイト制で、初出場ながら中量級で準優勝し、世界大会に出場するというまさにシンデレラボーイぶりを発揮するのですが、それから後は低迷していたのは否めませんでした。

しかし、この全日本大会の前のロシア大会に出場し、「突きの強さの向上に必要性を感じ」て、突きの威力の向上をさせ、この大会に臨み志田選手と対戦するのです。

その威力の向上が功を奏し、その突きの威力に対抗できず、志田選手はズルズルと後退するのです。 その強烈な突きからの下段も強力で、志田選手はそれを食らうと体をくの字に曲げて後退します。

またずるずると後退するだけで志田選手は、圧倒的な大差で判定負けするのです。

池田選手は、そのまま快進撃を続け、ベスト8入りするのです。

この大会で、突きの威力の向上によって新境地を開拓するのですが、その突きの威力に対抗するには、自分にもそれ相応の強い突きがなければ勝てるわけはないのです。

その突きが来た時に、横にずれたり、カウンターを合わせても、対処療法でしかなく、勝ちを引き込むことはできないのは言うまでもないのです。

その池田選手が、5回戦で対戦したのは、志田選手が3度勝った木村選手でした。

その木村選手に何もできないまま、池田選手は敗退するのです。

池田選手の突きも突破口にはなりませんでした。

木村選手といえば、あの下段蹴りや中段蹴りで有名で雑誌でも取り上げられていましたが、それだけに視点を集めてもいけませんね。

それは危険です。


やはりあの池田選手のあの強烈な突きに対抗できたということは、それ相応の否それ以上の強烈な突きがあったからこそ木村選手は対池田戦を制することができたのですね。

強烈な突きを持った相手に蹴りだけで制することはできた話ではないのです。 技全般の強化に努めたから、木村選手は勝ち上がることができたのです。

この志田選手の敗退について、その師匠の廣重師範は、稽古不足だったといいます。

全日本大会への出場レベルの関東の選手たちを集める合同稽古において、全日本大会2か月前において、志田選手はスタミナトレーニングにおいてハアハアいっていた。

しかし木村選手は毅然としていたというのです。

「これでは志田は途中敗退だ。」とわかったと廣重師範はいいます。

練習不足だったのです。

これはやはり前年の世界大会で木村選手6位入賞、しかし志田選手は3回戦敗退。

この差がやはり練習に向かわせるテンションの差になってしまったのでしょう。

やはり入賞したのとしないのではテンションの上がり方が違うのは誰しもわかるでしょう。

「なんで俺が3回勝った相手があんなに活躍しているのに、俺は勝てないんだ!」志田選手は思ったことでしょう。

その気持ちは痛いほどわかりますが、その精神的な気持ちについては、自分のいい部分について意識を向けて、

「自分はこういういい部分があるんだ!

自分はああいういい部分があるんだ!

だからめげずに頑張るぞ!」

と意気を上げて稽古に励んでいくしかないのですね。

自分が勝てなかったことについて意識を向けすぎると、やはり気持ちが暗くなって、陰鬱になり、悪い思いが頭を徘徊して、行動を悪いほうへ向かわせてしまうのです。

自分が3たび勝った木村選手が今度は全日本大会準優勝し、志田選手はどのような気持ちになったのでしょうか。

こういうマニアックな情報については詳しいので、私が志田選手の先輩や同僚なら、

「君が3回勝った木村があれだけ行けたんだ。

木村よりも優っている部分があったから3回勝てたんだ。

その優れている部分を意識して自信につなげて稽古しろ。

そうすれば今度は木村より上位にいくこともできるはずだから頑張れ!」

といったでしょう。

そして、突きの威力で負けていたことを指摘し、より強く突きを強化することをアドバイスしたでしょう。

しかし、この敗戦を最後に志田選手は選手を引退してしまうのです。

哀しいことですが。

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世界大会で活躍する木村靖彦

木村選手
志田選手は、歴史を俯瞰するとやはり運が木村選手に向いていた、ということも言えますね。

ベスト8入りする岐路になる試合を見ると、木村選手は相手が軽量級の選手であったり、また別の場合は、その前でかなり負傷していた選手ということもありました。

しかし、志田選手の場合は、相手がのちに全日本のエースになる選手だったり、その大会で上位に入賞する選手だったりと運があまり良くなかったのです。

ここを読むと、「その運を自分のためにいかすのも実力のうちだ!」という反論を受けそうですがその通りですね。

トーナメントの組み合わせが悪かったからということによって、志田選手がベスト8入りできるわけもありません。

でも、運を引き込むことなく途中敗退してしまった場合には、やはりこういう本人の特徴などについて構造的に明らかにしてあげて、励ます必要もあることは反論を待たないでしょう?

また、自分がそうなったときにもそういう作業は必要ではないでしょうか?

そのことの重要性を指摘したのです。

自分がかつて勝った人が入賞したが自分は途中で敗退してしまった。

そういう場合は、

「あの人に勝ったことがあるんだ、だから自分にもそういうことが可能なはずだ。

だからめげずに頑張ろう!」

という気概を持つことが大切なのは間違いないでしょう。

それだけでなく、

「スパーリングで効かしたことがあるんだ。

自分にはそういう部分があるんだ。

めげずに頑張ろう!」

こんな考えがあってもいいでしょう。

志田は負け続けだ。もうだめだ!」

とは私は考えなかったのですが、志田選手は残念ながら…。

言いたいことは敗退したときに短絡的な考えはせずに、深く掘り下げて分析し頑張りましょうということです。

指導員や先輩なら、そういう行為をして励ませということです。

敗退したことについてなじるなんていうのは論外です。

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『第1回世界大会に学ぶ成功理論?』

こんにちは。

前回の続きをしましょう。

極真会館第1回世界大会は、日本人選手が技術的に最先端を行っていたので、優勝から8位までの入賞者の中で6人日本人が占めたということです。

外国人の中では、下段蹴りの防御の仕方がわからず、ただ蹴られるまましかなかったというパターンもあったということを知って私は驚きました。

その時の描写をこの大会優勝者の佐藤勝昭の自叙伝から引用しましょう。

「外人はローキックに対して、全く対策というものを考えてなかった。

だから実際にくらってみて、うろたえる者が多い。

まともに受けたりせいぜい足を引いてしのぐだけだ。」

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また、試し割りについても意識は「これで勝とう」という意識がなかったということでした。

優勝候補と目されたアメリカのウィリーウィリアムスハワードコリンズ(英国)の対戦で、コリンズが延長2回の末、試し割り判定で勝つと、俄然試し割りにも意識が行くようになったということですね。

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ウィリーウィリアムス

そのことについても佐藤勝昭の自叙伝を引用しましょう。

「戦いの気持ちは本戦の中にあり、勝つために試し割りの枚数を稼ぐという気持ちはなかった。

この試合をみて、試合の内容以外の試し割りの枚数で勝負がつくということもある、ということが強く認識されるようになった。」


実力が拮抗していればそう簡単に判定で勝つこともできなくなるわけですし、ましてや一本を取ることも難しくなるわけです。

その後は、体重判定や試し割りというルールがあるわけですから、そのルールを最大限認識して、自分が勝てるように利用しなくてはならない、ということですね。

単に、試合だけを考えているだけでは上位に上がれない、ということですね。

打ち合いの試合で勝てればいい、という慢心を捨てて、ブラジルの磯部師範は、フィリォに計何枚割れと諭して、見事優勝することができたのです。

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それのみならず、外国の選手は、日本でおこなわれるために、自国からきて時差ぼけにならないように、そこも調整しなくてはならない、ということも認識された大会でした。

時差ボケにならないように、フィリォは1週間以上前に日本にきて調整していたといいますし、第8回世界大会(松井派)で準優勝したセルゲイプレカノフ(ロシア)は、日本と気候が同じウラジオストックに出稽古にいって体を慣らしたといいます。

そこまで生活を優勝に向けることでようやく勝つことができるのですね。

ことは国内の試合でも同様でしょう。

しかし、第1回世界大会の時は、アメリカが外国として最強国であったことを、佐藤氏の本を読んで改めて認識し驚愕の思いにさせられました。

日本人選手団が実際にアメリカまで二度足を運んで、出稽古までしに行ったというから驚きでした。

全日本の王者になった佐藤氏ですら、アメリカの大将格のチャールズに完敗を喫したということもまた驚きでした。

そのチャールズとのスパーリングの描写を以下、引用したいと思います。

「いきなり襲ってきたのはやはり強烈な胸板突きであった。

中村師範の「始め!」の声を聞くや否や、床をけって突っ込んできたチャールズの右ストレート。

最初のアメリカ遠征の時は、これをまともに食らっては膝から崩れ、立ち上がって何秒かのちに今度はパンチに見せかけての右ローキックで軸足を払われ、あえなくも私の体は床にたたきつけられていたのだった。」

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佐藤勝昭

全日本王者にまでなった人をこんなにもたやすく倒してしまうとは、何たるレベルの高さだったのでしょうか!

しかし、これにめげずに佐藤氏はじめ日本人選手団は、これから必死になって日本人が優勝するという使命でもって猛稽古に励むと誓ったのでした。

佐藤氏は、チャールズに敬意を払いながら、以下のように言ったといいます。

チャールズ、私は君に、実力、人間性、どれをとってもかなわない。

君は私の前に立ちふさがる大きな分厚い壁だ。

しかし、世界大会まであと六か月、これから日本に帰って日に七、八時間、私は猛烈に稽古する。

そうすれば必ず、この壁を突き破ることができると思う。

私は君を目標にする、君も世界大会で頑張ってくれ。」

と敬意を最大限に表明しながらも、敵意を燃やすところに熱いものを感じますね。

その佐藤氏のみならず、日本人選手団は猛稽古して、闘志を燃やし、見事佐藤勝昭優勝するのですね。

当のチャールズは準々決勝で盧山初雄延長2回の接戦の末に敗れ、7位で終わるのでした。

努力が半年で実ることもあるということも心に銘記しておいたほうがいいでしょう。

空手のみならず勉強でも、試験でも同じですね。

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『ルールは最大限利用しないと勝てない?』

こんにちは。

前回、世界大会(松井派)において初めて外国人として王者になったフランシスコフィリォ数見肇の試合を描写しました。

ブラジル
フランシスコフィリォ

2人が決勝延長2回を終わり、判定がだされ、全員が引き分けにしたら、ブラジルのセコンド陣全員が、大声をあげてガッツポーズして、フィリォと数見の2人が体重計に向かう時には、フィリォの勝利を確信し、互いに抱き合って、飛び上がって喜んでいたことを書きました。

しかし、あなたがこういう場にいて、ガッツポーズで喜び、はしゃいで祝福できる人がいるでしょうか?

また、自分がそういうことをしてもらえるかどうか確信できますでしょうか?

確かに、自分が属す支部と同じならば、必然的にそういう感情がわきますが、あんなにはしゃいで祝福してもらえるには、その人物を相当に好きでなければできた話ではないですね?

そういう気にさせてしまったフィリォは多くの人から好かれていたのでしょう。

横柄な態度で、人に命令し、人を貶すような人だったら、祝福どころかセコンドにもついてもらえなかったでしょうね。
いつも笑顔で接し、人に優しく自分に厳しい、そして礼儀は非常に正しい。 そして人の成功を心から喜べる。 こうでなくては、はしゃいで喜ぶなどということはできた話しではないですね。

空手家たるもの人格的にも立派でなくてはいけないのは言うまでもありません。

そういう人間を目指しましょう!

今回は、勝つためにはすべての面を強化しましょう、ということで話しましょう。

ことは第1回世界大会に話を移しましょう。

この時の最強国はアメリカだったのですね。

ウィリー、オリバー、チャールズの3人が最強だったようです。

あまりの強さに日本人の世界大会代表選手団が、10人くらいがアメリカに渡って偵察をかねて修行をしに行ったのです。

日本のみならず、ジャマイカプエルトリコからも修行者が多くいたようです。

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このことからも当時のアメリカ極真の強さが伺われますね。

そして迎えた世界大会の描写をこの時チャンピオンになった佐藤勝昭の自叙伝から引用しましょう。

まずはウィリーウィリアムスから。

wiry
ウィリーウィリアムス

ウィリーは、左パンチやハイキックで圧倒した。

倒せはしなかったが、完全に優勢であった。

しかし、この時のウィリーは私が知っているウィリーではなく、かつてのニューヨーク大山道場で私と死闘を演じた時の迫力は感じれなかった。

ウィリーが控室に戻るとき、軽いビッコを引いているのが分かった。

普段のウィリーからは考えれないことである。

たぶん、ウィリーは調整失敗したのだと思う。

そして、オリバーの描写は以下です。

oribar.jpg   

この時のオリバーは、何かエネルギーの高まりが感じれない。

私が最初のアメリカ遠征の時にさんざん痛めつけられたあのオリバーとはまるで別人のようだった。

たぶん時差ぼけや調整失敗などでコンディションが悪く、その上会場の大観衆に気圧されていたのかもしれない。

時々華麗でスピードのある飛び後ろ回し蹴りを出すが、空を切ることが多い。

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しかし私としては、オリバーと何回も対戦して、その切れ味の鋭さを熟知していた。

この時のオリバーは本調子ではなかった。」

オリバーは、軽量の選手でしたが、その体重がハンデとなって、イスラエルの超重量級の選手に圧倒されて敗北するのです。

たぶん、世界大会に日本にいって対戦する、ということが初めてで、まさか時差ぼけするなどとは思ってなかったのでしょう。

そういう経験値がなかったために、調整失敗をしてそれが原因で敗退ということになったのかもしれないですね。 さらにウィリーは、2日目に、イギリスの強豪であるハワードコリンズ延長2回を戦い決着がつかず、試し割り判定で敗れるのです。

2日目の最初に試し割りが行われます。

その時の佐藤勝昭の描写が以下です。

「やろうと思えば何枚にでも挑戦できないわけではなかったが、試し割りで決着がつくとは思わなかった。

それよりもこんなところで怪我でもしたらつまらないという思いが先に立ったと思う。
」 ということです。

やはり空手は当初、一撃必殺を標榜していたので、その意識よろしく相手を倒すことを主眼に誰もが稽古していました。

しかしレベルが上がって、両者の実力が拮抗してくると必殺ではすまない。

一本勝ちはそうそうできるものではないです。

どうしても判定や試し割りにまでもつれ込むようになってしまうのは致し方ないことですね。

しかしそういうことを考えてまで大会に臨む人は少なかったようです。

ウィリーも試し割りで、やろうと思えばやることはできたでしょう。

しかし、試し割り判定まで考えずにないで試合に臨み、思いのほか相手が実力あって倒せない。

それで延長を繰り返し、ついに試し割りで涙をのむことになったのです。

この経験から、日本人はもちろん外国人の誰もが試し割りにも余念なく修練の一環として取り組むようになったのは言うまでもありません。

第6回世界大会(松井派)で、フランシスコフィリォの師匠である磯部師範は、

「試し割りにあまり意識を向けるな。試合で勝つことに意識を集中しろ!」といい、フィリォはそんなに意識して取り組まなかったようで、それでも22枚もの枚数を割ったのです。

しかし、数見肇はそれを上回る24枚を割ったのです。

数見
数見肇

それがあだとなって、フィリォ準決勝において数見と対戦し、試し割り判定で敗れるのです。

これから教訓を得て、「組手で倒せばいい」という慢心は捨て、ルールをとことん有利にするように利用して勝つことに決めたようで、それから4年後世界大会では、試し割りにも注意して鍛錬を重ね、それが功を奏して決勝で数見を今度は試し割り判定で破り見事優勝するのです。

もちろん、自分が試し割りで勝っているからと言って、肝心の組手で流すようなことをしていては勝てないことはお断りしておきます。

試し割りで勝っていることが思い起こされ、手を抜いてしまったがために判定で敗れた、という経験談は枚挙にいとまがありません。

大会が日本でおこなわれるために、自分の国から行って大会前何日前に行けば時差ぼけが治り自分の実力が最大限発揮できるか、ということをつぶさに探求し、自分の体重や実力からいって試し割りでは計何枚が最大限割れるか、そのためには日々どのような稽古をすべきかといったつぶさな探求を生活上でしていくような時代になっていたということですね。

ルールを完璧に把握し、そのためにはどうすればいいかを日々行動していかなくてはならないようです。

先に紹介したオリバーウィリーのような失敗はもう外国人はしないようです。

あなたが試合で勝ちたいなら、ルールを完全に把握し、自分が勝つためには日々どういう稽古やトレーニングをすればいいかを研究し、それを行動に移さなくてはいけません。

コンディションも最高の状態にするためにはどうすればいいかも同様です。

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『運の良かった実力者?』

運のつけ方として、いろんな面からこれまで論じてきました。

単に、稽古を積み重ねるというだけでなく、


道着、サーポーター、自分の体、自分の部屋すべてをきれいにしておく。

大きな声で元気よく話す。

心に怒りや、妬みを抱えない。

オカルトにはまらない。

人を絶対に貶さずに誉める。



こういう日常での生活を見直し、行動を矯正するということが大事であるということを話しました。


まず、そのことに共感してもらえたようで嬉しい限りでした。

今回は、第7回世界大会(松井派)で外国人選手として初めて優勝したフランシスコフィリォについて話していこうと思います。

ブラジル
フランシスコフィリォ

彼は、第5回世界大会の4回戦であのアンディフグ一本勝ちを収め、次の5回戦で八巻建志に敗れベスト16どまりで終わりましたが、それから猛稽古を重ね、その八巻に敗れて以来1敗もすることなく、4年を迎えました。 その次の世界大会の前におこなわれた百人組手では、1敗もすることなく完遂。

俄然、優勝候補最右翼と目されて第6回世界大会を迎えました。

4回戦、5回戦ともに日本人相手に全く寄せ付けずに完勝

準々決勝でも全ヨーロッパ大会のチャンピオンに技ありをとって完勝するのです。

しかし、迎えた準決勝で、あの数見肇に、全技をカウンターで合わされて何もすることができずに、延長2回を戦い試し割り判定負けするのです。

それでもめげずに、稽古を続け、K-1などにも参戦し活躍を見せ、依然優勝候補として第8回世界大会に臨むのです。

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やはり、その時も優勝候補としての威厳は充分にあり、その威勢をかって順調に勝ち進んでいました。

この大会で優勝したのは周知のことですが、彼に運が向いていたと思える事情があったことは否定できませんでした。

まず、日本のエースの数見肇は、私は1回戦から見ていましたが、足の状態がおかしいのがわかりました。

右足が何か重たそうで、しかもその足で蹴るときに、渾身で蹴っていないのが見て取れました。

この大会が終わってからのインタビューで知ったのですが、やはり彼はこの足を骨折に近い状態で大会を迎え、3回戦でこの足による1本勝ちの代償に骨折をしていたのです。

しかし数見氏も、そんな状態でよくも勝ち上がったなと、感心せざるを得なかったです。

4回戦も1本勝ち、5回戦、準々決勝で対日本人対決はともに超重量級選手ですが、いずれも完勝するのです。

準決勝は、フィリォの弟弟子のグラウべフェイトーザに延長1回判定勝ちを収めて決勝進出するのです。

そして、フィリォ数見による決勝でした。

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前回の準決勝以来、両者再びまじえる

体重に差はない。

4回戦開始の前におこなわれた試し割りで勝っていることが分かっているフィリォはそんなに攻めていきません。
後ろに下がって、機をうかがい、時折変則の上段蹴りで数見をたじろがせます。

そういう技を出すと印象がいいので、印象を悪くした数見は、接近戦に持ち込もうとするも、フィリォのパワーは強くそんなに懐には入らせません。

同じような展開が延長においても繰り返され、延長2回もう後がない数見は自分からラッシュをかけますが、やはり相手は歴戦の勇士フィリォ、技を纏めさせません。

決定打はなく延長2回終了。

主審の「判定!」の声で判定を促すも、全員引き分け。

その直後、ブラジルのセコンドは全員大声をあげてガッツポーズ! フィリォ数見の2人が体重計に向かう時には、フィリォの勝利を確信し、互いに抱き合って、飛び上がって喜んでいる。

その風景をみて、私は「ちきしょーっ!奴らフィリォの優勝を確信してやがる。数見が敗れたか…そんな。」と無念でした。

アナウンスが告げられ、体重に差はなく、試し割りでフィリォの優位が告げられると、フィリォ優勝が決まってしまいました。

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この試し割りが勝敗を分けた

この無念の敗北から4年越しで、日本のエースに昇格した木山仁がこの時の無念を晴らしてくれたのです!

この大会のフィリォには運が向いていたなと思える事項が2つありました。

1つは、日本の最右翼の数見肇が大会前から両足を怪我していたこと。

もう1つは、準決勝において、相手がウォーミングアップできなかったこと。

この2つを見ると、勝利の女神がフィリォに微笑んでくれていた、ということですね。

準決勝の相手は、ロシアのアレクサンダーピッチュクノフでした。

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アレクサンダーピッチュクノフ

この時、ピッチュクノフ茶帯でしたが、3回戦で全日本ウェイト制重量級を連覇した志田清之に判定勝ち、4回戦は参加選手中最重量のタリエルビターゼに一本勝ち、5回戦は全日本大会準優勝の田村悦宏に体重判定勝ち、準々決勝は全ヨーロッパ大会優勝経験のあるニコラスぺタスに一本勝ちを収めるのです。

このままいったらピッチュクノフが優勝するんではないか?と思われるに充分な勝ちっぷりでした。

しかし、準決勝を迎えて、ピッチュクノフフィリォ相手に失速するのです。

試合後のこの大会をリポートした雑誌によると、ピッチュクノフが準決勝を迎える前に、ロシアチームのみんなは、試合前におこなわれた演武に見惚れて、ピッチュクノフが熟睡していたのに起こすことを忘れてしまっていて、誘導係が来た時に慌てて彼を起こし、彼はウォーミングアップ不足のまま試合に臨んでしまった、ということでした。

それでは、まともな試合ができるはずもなく、いいところなくピッチュクノフは敗れてしまうのです。

こういうところを見ると、やはりフィリォは運に見舞われていた、ということができますね。

ただ運がいいだけでなく実力を備えるべくとことん稽古に励んでいたということは間違いありません。

ただ、それだけでなく、日常生活においても勝利を得るべく行動していた、ということが言えます。

もう一度確認しておきましょう。

運を得るためには、


道着、サーポーター、自分の体、自分の部屋すべてをきれいにしておく。

大きな声で元気よく話す。

心に怒りや、妬みを抱えない。

オカルトにはまらない。

人を絶対に貶さずに誉める。


こういうことが日常でできているのです。

フィリォを知る知人に言わせれば、全部に当てはまるようです。

運を得たいと考えているならば、こういう先人たちの理論を学び行動に移しましょう。

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『秘技は下段回し蹴り…?』

こんにちは。

前回は、「上段蹴りは捌くもの」という通念化の中で、緑健児はフェイントの上段蹴りや、上段に見せかけての中段蹴りを使いこなし、第5回世界大会で優勝したということを書きました。

通念化は恐ろしいですね?(笑)

時代が変わるとほとんど通用しなくなるのですから。

しかし、緑健児はその時代においても合同の朝練はもちろんそれが終わってからの自主トレも敢然とこなしにこなしからこそ、その運を生かすことができたことは間違いありません。

時代が彼に味方した、ということですが、その運をつけるのも実力のうちです。

今回は、そういうことに似た話をしましょう。

第1回世界大会
において、日本人選手たちが秘技にしていたのはどの技でしょう?

答えは、下段回し蹴りだったのです!

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驚きでしょう?

今やどこの国の誰もがこなします。

白帯の人だってこなします。

しかし、その下段回し蹴りは日本人しかこなさなかったのです。

当時の通念では、蹴りは腰から上を蹴るものという状態だったのです。

ですから、その防御法は外国人のほとんどが知らなかったがために、日本人は蹴り放題だったようです。

それで前に出るも蹴られ、後ろに後退するといい距離になって更に蹴られという具合で、下段蹴りを得意にしていた盧山初雄は、下段蹴りで1本を量産します。

かといって世界の強豪が集まる世界大会ですから、簡単には試合を運ぶことはできない試合がほとんどであったことは間違いなかったですが、でも秘技のあった日本人には有利だったことは間違いありません。

盧山初雄の自叙伝には、当時の世界大会の模様として「外国人は、相手が日本人というだけで腰が引けて技らしい技を出せないパターンがよくあった」と書いてあります。

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  盧山初雄

「蹴りは腰から上を蹴るもの」という通念下であったために、当時の空手最強外国アメリカの強豪のウィリーウィリアムスは、下段蹴りの防御が全くできておらず、下馬評にも挙がってなかった国の選手に下段蹴りを多く蹴られてしまい、最終日には足を引きずり気味だったということです。

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   ウィリーウィリアムス

相手の国の選手は、一応下段蹴りを心得ていたようですね。

それが要因となって、ハワードコリンズ(イギリス)に接戦の末負けてしまい、ベスト8入りできずに終わってしまうのです。

これは日本人選手にとって有利だったことは間違いありません。

第1回世界大会はベスト8に6人もの日本人選手が入ったのです。

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しかし4年後の世界大会において、急激なレベルアップを日本人選手は目の当たりにしてかなりの苦戦を強いられることになったのは間違いありません。

誰もが下段を蹴り、その防御法は誰もが心得ていたようです。

そうなると、下段蹴りにだけに頼らず、いろんな技を出せるようにしなくてはいけないのは言うまでもありません。

これは誰も防御できないだろうと思われたものでも、必然的にその防御法が開発されてしまうのです。

アンディフグのかかと落としもその運命をたどったのは周知の事実です。

カカト

また、相手の間合いに入って技を繰り出すには、崩し技から決め技という過程を経ないといけませんが、その際の崩し技も、1つだけでなくいくつもなくてはいけません。

相手はこの技しか崩し技がないと相手に悟られては、その技が見切られたらもうおしまいだからです。

そして、その崩し技も、色帯には通用しても、茶帯や黒帯には通用しない場合があります。

それは、その技が威力や速さが遅いと、簡単に躱されたり捌かれたりしてしまうのです、相手が茶帯や黒帯であると。

そうならないためには、常にスピードと強さを意識してサンドバッグに打ち込まなくてはいけません1日に何百本も!

ノーモーションでできたらさらにいうことはありません。

レパートリーを多く持つことが重要なのです、昨今の空手界においては。

全体のレベルが上がっているからです。

いつまでも、1つのセオリーが通用することはないことは、これまでの空手の歴史を見れば明らかでしょう?

秘技が下段回し蹴りの時代は終わったのです!(笑)

いろんな技をどんな場面でも使えるようにするのが大切なのです。

そのためには、時間を惜しんでとにかくやりこむことが最重要なのです。

それを体現して見せた緑健児は非常に立派な空手家ですね!

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尊敬します。

今回は以上です。

●以下の冊子は、本当に強くなりたい人のための王道の方法が書いてあります!

そして自分の間合いを持つに際し、有効な技を多く持っていた緑健児の練習メニューもどっさりです。

今年で発売から7年になりますが、いまだ売れています。

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『時代が緑健児に味方した?』

こんにちは。

前回は、現在新極真会代表である緑健児91年『第5回世界大会』優勝する前に、緑代表の生徒である小学生低学年の少年が緑代表が優勝するように願をかけるために1ヶ月半肉を一切食べなかったというエピソードを書きました。

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       緑健児

そんなふうに思われるような人生を歩めたらこれほどの幸せはありませんね。

ここまで立派な人でなくても、

困っていたらすぐにヘルプしてくれるような部下をもった上役

その人をヘルプするために残業代を惜しまないでヘルプをしてあげたくなる上役

お金に困っていたら2つ返事ですぐに何万円でも貸したくなる人


そんな風な人間になりたいですね。

そうなるためには常日頃から周りの人間を励まし、褒めれる人間でなくてはできない話です。

いつもしかめっ面して、一生懸命頑張ってもそのことについて一切褒めず、へまをした時だけ貶す…そんな人間では人の思いを得ることはかなわず、運も得ることはできませんし、人は去っていきます。

運を得たいなら、人と精神的に爽快感ある人生を送りたいと思っている人は、日々人との関りを一発勝負のつもりで緊張感をもって接していかなくてはいけません。

人間関係においてこのように緑代表は、素晴らしい面が大いにあったのでした。

そして、空手の技術面においても代表に運があったことも見逃せません。

緑代表が得意にしていたのはやはり上段の技でした。

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代表は、165センチと小柄でしたから、重量級の選手とわたりあうためには、どうしても上段蹴りは必須でした。

しかしただの上段蹴りではありませんでした。

代表が得意にしていたのは、はじめ相手の肩あたりに蹴りを当てて、そこから円を描くように相手の腕をかいくぐって上段を当てるのを得意技にしていました。

中段の技と違って、上段はもらったら致命的になりますから、相手は必死にガードするわけです。

あるいは、そういう技を持っていると相手がわかれば、相手はその技を警戒して、そんなに代表の間合いに入れなくなるのです。

見合う時間が長くなる、これは小さい相手にとって有利になります。

そんな器用なことを代表は左右両方の足で巧みにできましたから、かなりの練習の鬼であったことがうかがえます。

またそのフェイントの技だけでなく、代表は上段の回し蹴りに見せかけて、中段に叩き込む蹴りを持っていました。

普通の中段蹴りの軌跡と違うのですね。

常々、代表は上段蹴りを蹴っていましたから、相手は警戒して蹴りを出そうとすると、相手は上段をガードし、そこで中段があくことに気づいた。

そこを狙って蹴ったらそれが有効技になったので、この上段に見せかけの中段を得意技にしたということです。

その技で、この第5回世界大会準々決勝における対七戸康博戦において、フットワークで横に回りながら、すきをついて上段に見せかけの中段を叩き込み、身長で20センチ体重で32キロまさる七戸選手が苦悶の表情を浮かべているのが今もビデオで確認できますし、次の準決勝戦での対黒沢浩戦でも、そういう場面が何回もありました。

七戸
  七戸康博

そして、決勝戦の対増田章選手に対しても、その上段に見せかけの中段はもちろん、フェイントの上段蹴りを試合開始からどんどんぶっぱなします。

もらったら大変ですから、増田選手は必死にガードをします。

それを捌いたらすぐさま、反撃に転じます。

そこでも負けじと代表は打ち合いに応じます。

上段蹴りのみならず接近戦での打ち合いも強いのですね。

そうでなくては、試合をものにすることはできません。

上段蹴りだけで試合に勝てるほど試合は甘くないです。

上段も切れるのみならず、フェイントも本戦から延長戦まで劣らずに出し続ける。

突破口が見えず、増田選手は起死回生の左上段蹴りを放つも、代表は間一髪でかわし空振り。

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   増田章

一進一退の攻防が続き、決め手のないまま延長2回も終了。

14キロの体重差で緑代表の優勝が決まりました!

ここで確認したいのは、緑代表は運に味方されていた、ということですね。

…???と思われる人がいらっしゃると思いますが、そうなんです。

今、今回紹介した緑代表の得意技が有効か、と言われれば疑問符が付きます。

肩あたりに蹴りをだしてすぐさま弧を描いて上段を狙う技にしろ、上段に見せかけての中段蹴りにしろ、今はそんなに有効性はないでしょう。

何故なら、今はカウンターが当たり前になっていまから、色帯の人でも蹴りに対するカウンターは誰でもできます。

蹴りが来た!と思ったら上段であろうが中段であろうが、はては下段であろうが、ガードをしながらすぐに相手の内股を蹴ってしまえば、致命傷にはなりませんし、逆に出した自分がダメージになってしまうでしょう。

この時以来、空手のテクニックのレベルの向上は著しく、緑代表が優勝した4年後の世界大会において、その後輩の数見肇が、準決勝の対フランシスコフィリォ戦において、フィリォの全技はもちろん、フィリォが前進してくる際にも全部カウンターの下段を出していったがため、フィリォは何もできないまま一進一退の攻防が続き、試し割り判定数見肇が勝利したのはあまりに有名な話です。

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数見肇 対 フランシスコフィリォ

これのみならず、どの試合でもあるいは道場稽古でも、カウンターは当たり前に誰でもこなすようになったのです。


そんな状況下で、緑代表の技が今も有効かと言われれば疑問です。

ではなぜ、当時は有効だったか? と問われれば、当時は、カウンターを使う人がほとんどいなくて、上段蹴りは捌くのが当たり前の時代だったからです。

だから有効な技だったのですね。 カウンターで合わせよう、というのが組織全体の気風になるまで数年かかったのです。 それはどの技でも同じですね。

しかしカウンターが通念化しない前に、緑代表はあの技を得意技にしつつ練習し続け、完全な得意技にしたのです。

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その運の良さも見逃せないでしょう。

カウンターで合わせようという思いを持つ人間が、あの世界大会に出場した240名の中で1人もいなかったということですね。

これもまた運の良さでしょう。

でもこれについて反論もあるでしょう。

あの2つの得意技がなくても緑代表優勝できただろうという。

その通りですね。

あの2つの技のみならず、代表はいろんな多彩な技、しかも超重量級の選手を悶絶さすような強烈な技を持っているのです。

前蹴りを炸裂させて、相手のガードが下がったところで上段蹴りを放って仕留める。

あるいは、オーソドックスな構えから横蹴りを出し、相手が後ずさりしたところで中段突きでラッシュをかける。 このように多彩な技を持っているのです緑代表は。

いずれもが、各自で自主トレしまくらないとできないものばかりです。

それをこなしにこなした。

だから、緑代表はあの通念化の中でも優勝しただろうといわれても、そうでしょうと私は答えます。

しかし、「カウンターが通念化していなかった」という状況下であったからこそさらに代表に有利であったし、運もよかったということが言えるのは間違いありません。

運が代表に向いていた、ということですね。

その運を生かすためには、とにかく練習をしまくる。

自分の体はもちろん、道着やサポーターの類はいつもきれいにしておく。

自分の家や勤務先の部屋やトイレもいつもきれいにしておく。

心に怒りや妬みを抱えない。

人を常に褒め、そして励ます。

オカルトなものにはハマらない。

いつも元気な声で話す。

こういう空手の修練に関係ないこともたくさんこなしていくことが非常に重要であることは、運のいい人を見ればわかるでしょう。

そのことが分かったあなたは修練のみならず、こういったことを日々の生活でずっと続けていきましょう。

参考になれば幸いです。

今回登場した緑健児も題材に挙げた空手のための情報冊子が以下です!

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『あなたになってほしい人間像とは?-運のつけ方の関連で』

こんにちは。

 

今回も、空手で運をつけるためにはどうすればいいかを書いてきます。

 

まず確認しておきたいのは、学校や会社などの社会にでて、人を褒めれる人と人を褒めれない人がいるのは周知の通りです。

 

人を褒めれない人の内情を探っていくと、3つのパターンがあるような気がします。

 

1つは、そもそも人の心に興味がない。

 

1つは、親を始め親戚や兄弟姉妹が自分のことを全くかほとんど褒めずにきたがために、自分に自信が持てずにいる。

 

1つは、面白くないことを日々している。

 

この3つに分類できます。

 

そもそも人の心に興味がない人は、いくらこちらがその人を褒めても全然変わることはありません。

 

そういう人は、30代40代や60代になっても友人が全然いなくても気に留めないのですから、そういう人はほうっておいて関係を断てばいいのです。

 

こういう人が良くなるようにと宗教で祈っても無駄な努力に終わりますから注意しましょう!(笑)

 

いやほんとに。

 

これまで褒められることがほとんどか全くなかったがために自信が持てずにきた人は、空手や合気道などの武道をすることで、組手等をして相手が退くようになると、「自分は強くなれたんだ!」という自信が底から湧いてきて自信を持つことができるようになるのです。

 

私がまさにそうでした。

 

学校では背をかがめて小さくなっているくせに、家では小さい弟がちょっとでも反抗しようものなら、すぐにぶっ叩いたり、説教をしたりしていました。

 

しかし、空手を習うようになってスパーリングで、自分より大きな人と対戦しても相手が退くようになったら、物凄く自信が持てるようになりました。

 

学校では、背をぴんと張って歩けるようになり、弟が反抗しても優しく諭せるようになりましたし、くだらないことで怒ることが全くなくなり、逆に精神的に弟にいじめられるようになりました(笑)。

 

こういう現象ってまず一般の社会では経験できないのではないでしょうか?

 

宗教で祈ったってこうなるとは絶対に思えない。

 

いじめの話題は古今東西欠かさないですが、それを無くすためには、空手などの武道を学校ですればいいのではないか?

 

そんな気がするのですね。

 

昔、沖縄では学校教育の一環として空手が取り入れられていたといいます。

 

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そうすれば、どの子も自分に自信が持てて、人を傷つけるのがばかばかしくなるのは必至です。

 

苛めは自分に自信が持てない人間が、自己防衛本能のためにしてしまうことなのですから。

 

そこを強調したいです。

 

そして、つまらないことを日々している人は、やはり人を褒められないですね。

 

会社でも、仕事ができるのに、なぜか人が何かを成し遂げたり、賞を取ったりしても、そのことを褒めれない。

 

それはやはりジェラシーですね。

 

自分がしていることがつまらないでしていると、そうなって人間関係において障害になりますから、自分の仕事を選ぶときは、好きなことを選ぶべきである、と前に強調しておきました。

 

今はこれが儲かるからとか、花形産業だから、という理由で職業を選ぶべきではないのです。

 

女性に対するアンケートで、儲かるといってつまらない仕事をいやいやしている男性と、そんなに多くは儲からないけれども好きで仕事をやっている男性のどちらが魅力的か、という質問では圧倒的に後者ということがわかりました。

 

ですから、その意味でも好きなことを仕事にすべきなのです。

 

だからといって家族を路頭に迷わせるような低賃金の仕事も問題ですが…(笑) 空手でもそうです。

 

できるのに人にジェラシーを抱きながらしていると、肝心の褒める場面でほめることができない。

 

逆に、人がへまをしたときにだけそこをなじる。

 

それでは、人から好かれることはないですし、人から良好なアドバイスをもらうこともできないですし、人からヘルプをしてもらうこともできないで孤立していくことになります。

 

私は、空手をすることで人生観が全く変わったことは先に書いた通りですが、だからといってそこにいる人間が全部が全部、それに類するような人間かというとそうではなく、やはりなじることしかしない、褒めることをしない無礼で礼儀知らずな人間はいました。

 

佐藤勝昭の自叙伝にもそういう人間に遭遇したということが書いてありました。

 

そういう人間は、注意が必要です。

 

このまま自分がどういう人間関係を構築していきたいのか、それを熟考したうえで、これからの空手人生を見直す必要があります。

 

そして行動していかなくてはいけません。

 

いくらできても人を褒めれないなら、空手がつまらなくてしていると思うのですね。

 

そういう人は、自分のこれから先を見直す必要がありますね。

 

運をつけるに当たり、大事なことはやはり人を褒めれるということがいえそうです。

 

人をなじったり、人がへまをした時にだけそこを貶すような人間には人からのヘルプがえれないだけでなく、運をも身に着けることができないのです。

 

緑健児1991年第5回世界大会において優勝したとき、緑健児の教える小学校低学年の道場生が、緑健児優勝するための願をかけるために、その子は1か月半、肉を一切食べなかったというのです。

 

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緑健児

 

この願をかけるために〇〇を食べない、△△を飲まないという風習は日本に昔からあったようですが、その子は「どうしても緑センセイに優勝してほしい!」という思いでいたのですね。

 

なんとも涙ぐましい話ではないですか!

 

そんなことを思ってくれる子たちがいたなんて緑健児はうらやましいですね。

 

その願をかけたのが効果あったかどうかは知りません。

 

そういうことが証明できるような霊能者では私はありませんから。

 

でも、緑健児はその大会で見事優勝することができたのです!

 

緑健児が優勝するために肉を一切食べない。

 

そういうことができるのは、やはり緑健児の人格が素晴らしいからでしょう。

 

絶えず人を褒めることを忘れない。

 

人に優しく自分に厳しい…そんな人格の人間でなくてはそんなことをしようとも思わないですね。

 

横柄で、偉そうにふんぞり返っていて、人を貶すことしか能がない。

 

そんな人間に願をかけるために肉を一切食べない、そんなこと私は1日でギブアップしますね(笑)。

 

非常に素晴らしい人格であることがわかりますね。

 

そんな人間になれたらなあと思いますね。

 

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空手で強くなるためには、ただ強くなるだけでなく、こういう人格をあなたにも目指してほしいと思いますね。

 

提言は以上です。

 

●今回登場した緑健児も題材に挙げた空手のための情報冊子が以下です!

 

本当に強くなりたい人のための王道の方法が書いてあります。

 

そして緑健児の練習メニューもどっさりです。

 

今年で発売から7年になりますが、いまだ売れています。

 

興味ある方はどうぞ覗いてくださいませ!

http://karate-rush.info/index.html

 

今回はこれにて終了します。

 

ここまで読んでいただき感謝いたします。

 

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